2009年2月27日金曜日

小学校


レジデンスも終盤。
書きたいことはたくさんだけど今日はウェリントンの小学校の話。

今日は近くの小学校で作品写真をプロジェクターでみせながらお話をしに行く。
やっぱり、子どもはみんな元気!
教室で待ってると少しずつ子ども達が集まってきて、自分の好きな所に座り始める。
なんだか、私がイメージしていた学校の風景とは随分違って驚く。
整列したりとか、学年ごとに分かれるとかはしないようで。
人数が少ない小学校だからかなぁ?
そしてみんなにこにこしていて、数人は私をみて、手を振ってきたり、名前を呼んでたり。
かわいいなぁ。

そして、スライドが始まって話し始めると、
好奇心旺盛で、どんどん質問してくるし、どんどん手をあげる。
質問だけじゃなくて、手をあげて、自分の思ったことや感想を所々で言って来る。

写真をみてびっくりすると、わぁってみんなが小さい声で言ってちょっとわさわさ教室がする。
なんて、素直なよいこたちなんだろう。

質問の内容がまた、かわいらしい。
そうゆう事に疑問を抱くのね!?ってことが多くて。楽しい。
例えば、「リボンの赤い色は自分で塗ったのですか?」
とか。

私の話が終ると、たくさんの子どもが手をあげて、
「今日はお話が聞けてよかったです。ありがとうございます。」
っていうような内容をそれぞれが、それぞれの言葉で言ってくれて。
感動的でした。

こちらこそ、ありがとうございます。

解散後もみんな話しかけてくる。
私が小学生の頃ってみんなこんなに好奇心旺盛だったかなぁ?
なんて考えてみる。

いやぁ、すごいいい経験をしてきました。

2009年2月25日水曜日

Train!


今日は私の誕生日です。
記念にNZの列車に乗ってみるという初体験をしました。
ウェリントンから20分程列車に乗って郊外の美術館に行ってきました。
列車が出発して数分でかなりの田舎風景。
緑の多い景色と長いトンネル。
たった、20分だけど、素敵な旅でした。

Poriruaという駅でおりて、歩いて10分程の美術館へ。
少し歩くと水の澄んだ小さな川と、きれいな池(小さな湖?)がありました。
のほほんと鳥が水辺にいてくつろいでいて。
美術館の近くにはいかにも郊外という感じの大きなお店やショッピングモールがあって、
人が少なくて、駐車場がどーーんと広くて、ウェリントンとはまた違った景色。

美術館をみたあともちょっとぶらりとして、ウェリントンに戻り、
近所なのに歩いていなかったあたりを歩いてみる。
ちいさな教会や大きな教会を見学して。
そしたら、大きいスーパーを発見!こんな近所にあったなんて、、。
スーパーをゆっくりみるのはたのしい。特に野菜売り場と、果物売り場はすごくきれい!
そして、みたことのないものがたくさん売っていて楽しい。

コテージに戻って、ちょうどよいお天気なので、作品の記録写真を撮りに植物園へ行って。
なんだか充実で、フレッシュな気分になれて、29歳の幕開けにふさわしい日でした。
満足◎

2009年2月20日金曜日

Open studio


今日はオープンスタジオがありました。
あと、アーティストトーク。

あいにくの雨模様、しかもしっかりした雨が力強く朝から降っていて、
もしや、誰も来ないのでは?
という不安がいっぱいだったのですが、そこそこ来てくれました。
近くの小学生も先生と一緒に来てくれました。
なんだかうれしいです。
晴れていたら多分もっとたくさん来たのではないかな?
雨だから車に乗れる人数だけ連れてきたそうです。

人前で、スライドを流してのアーティストトークははじめて。
だけど、とっても自然にあまり緊張せずできました。
人前で自分の作品の事を話すというのが、思っていたよりも楽しい事なんだな。
と言う事に気付きました。
先日のハイディとのアーティストトークも楽しかったし。

コテージには白い大きい壁がないのでベットのシーツをスクリーンにして、
プロジェクターをうつしてみました。
まわりにイスをならべて制作場所もちょときれいに整えて。
キッチンにはちょっとした作品を設置しました。
なんか、この準備がやけに楽しくできて。
気軽に思いついた事を形にして、
気張らずに人にみせれるオープンスタジオはなかなかいいな。
なんて少し思ったりしました。
これぐらい気軽な気持ちで大きい作品も作れたらいいのになぁ。

意外だったのは、
トークに今までプロジェクターを使った事がないってレジデンスの担当の人が言ってた事。
そういえば、NZはなんとなくローテクな感じがします。
実際のところはあまりよくわからないけど、
PCや携帯をあまり使わなくたって充分楽しくすごせるわっ。
そんなに必要ないです。って感じになんとなくだけどみえます。
確実に日本人よりは携帯電話をいじくっている率は少ないです。
コテージのすぐ近くはウェリントンで一番のビジネス街のはずだけど、
街中でノートパソコンを使っている人はみたことありません。
カフェではみんなおしゃべりに夢中かぼーっと遠くをみているか本とか新聞を読んでいると言った感じ。
なんだかとってもおおらかムード。

最近はだいぶこちらでの生活に慣れてきたので
自分が日本に帰った時、日本の景色がどううつるかちょっと楽しみ。

今日のオープンスタジオはすっかり人がいるところの記録写真を撮り忘れ!
しくじりました。。

2009年2月12日木曜日

NZアート



ここのところ雨が多いウェリントン。
今日は一日中、風も強くて雨も強く降っているというお天気。
傘をささないNZの人々も、さすがに今日は傘を使って歩いていました。

昨晩はフリンジフェスティバルのイベントの一つの、
舞台を見に行きました。
昨日作品を見に来てくれた二人が出演するとのことで、
さっそく見に行ってきました。
セリフがとっても多くてストーリーはわからなかったけれど。
すごく、パワフルですごくメッセージ性の強い舞台ってことはわかって、
すごくパワーをもらいました。
初日だったので、終了後のちょっとしたパーティーにも参加して、
舞台に出ていた人達といろいろお話ししました。
みんなとても気さくで楽しい人達でいい時間をすごして、大満足。

作品を見に来てくれた二人はNZのクライストチャーチにある
アーティストインレジデンスの仕事をしているそうで、
クライストチャーチのアート事情を少し聞きました。
「クライストチャーチはウェリントンに比べて、保守的な考えが強いから、
公園の木にオブジェを吊り下げてたら、すごくみんな驚いちゃうと思うよ。」って。
いってました。
ギャラリーという枠の中じゃないと理解できない風潮があるそうです。

同じ国の中でも、かなりの差があるのだなぁとその話を聞いてふむふむと思う。

だけど、古くからのいい建物がたくさん残っていていい街だそうです。
レジデンスの施設もそんな古い建物のなかにあるとのこと。
うーん、一度行ってみたいなぁ。なんて思う。

そういえば、ウェリントンはとってもパブリックアートの多い街で、
街のいたるところに彫刻などが設置されているのです。
少し歩けば3、4個のアートが簡単にみられます。
ごく自然に街に溶け込んでいます。
先日はとある彫刻の足下に花が一輪置いてあってすごくそれがその彫刻とあっているのです。
あとは海を眺める彫刻の足下の路面にはたくさんチョークでメッセージが書かれていて、
それもなかなか、おもしろい言葉たちで。
街の人達はなかなかよいリアクションをしているように思います。

2009年2月5日木曜日

Fringe Festival


明日2月6日〜3月1日までFringe Festival に参加します!
↓がそのフリンジフェスティバルのホームページです。

http://www.fringe.org.nz/visual-arts/

Wellingtonのいろいろなところでいろいろな事が行われるようです。

20日の11:30〜13:30は私の滞在先コテージでオープンスタジオ
と簡単なアーティストトークを行います。

2月に入ってだいぶ作品の様子がかわってきました。
ウェリントンで集まったたくさんの使い古しのオブジェがくっついています。

・今日の作品の様子
ビールの空き瓶がぶら下げられていました。
どうやら、このポフツカワの木の中でたくさんのビールを飲んだっぽい。
まわりにはたくさんのビール瓶のふたが落ちてました。

2009年2月3日火曜日

わぉ


誰かがお花を付け加えてくれました。

バスケットの中と、そのむこうの木の幹に大きいのがひとつ。

今日も作業中に通りがかった子ども達は
狂ったように、ぶら下がっている物の名前を叫んでました。
大興奮です。
おもしろいです。