2008年10月31日金曜日

静かな夜

お風呂の熱いお湯が冷えた身体にじんわりしみる季節になりました。
今晩はぐっと冷え込んでいるような気がします。

今日は、ラジオも音楽もかけずしーんとした家で
1月からのニュージーランドでの作品のことを具体的にイメージしています。
静かな夜の空間は頭の中の世界をすこし柔らかく広げて行ってくれる気がします。


気がつけばNZ行きもあと2ヶ月ちょっと、
妻有の準備もしつつ、NZのことも進めていかなければ。

このNZレジデンス。行ったとたんに発表がはじまるという感じ。
はじめての海外での制作、慣れない土地でどこまでできるか楽しみです。


次の日記では10月の妻有の準備報告をしたいなと思います。

2008年10月2日木曜日

稲刈り


今日は気持ちのよい秋晴れです。
今朝の庭は、鳥たちが賑やかです。
うちのまわりは名前は知らないけれどいろいろな種類の鳥がいるみたい。

この前も少し書きましたが、9月20、21日の稲刈り報告です。

今はだいたいの田んぼは機械が入って行うそうですが、
機会が入れない山の田んぼや機械ではかりきれない隅っこなどは手刈りをするそう。

先日は体験ということもあり手刈りをしていきました。
こちらも、田植えや草刈りと同様「ひたすらやる!」
という感じでした。
鎌をもってざっくざっく刈っていきます。
在る程度の束になったら数本のわらで束ねます。
束ね方を教わってもどうも理解できず、半日ほど苦戦しました。
地元の方々はくるっとかっこよく稲穂をまわしてたばねていきます。
この姿はなかなかかっこいい。
そして刈り終わったら、はせかけをします。

はせかけは高い所に居る人に下から稲の束を投げる。
という作業があります。
下から投げるのは昔から女の人の仕事だそう。
これがまたなかなかむずかしいのです。
稲穂を少し曲げてバネにし、さらに遠心力を使って投げます。

終わってみると、なんだかいろいろなところが筋肉痛。
私が稲刈りをしたのは一日半ぐらいのものですが、
この作業をすべての田んぼが刈り終わるまで毎日のようにしていた昔の人達はほんとうにすごい。

黄金色の稲穂とおいしいお米はこうやって昔からできているのだなあ。
と帰宅し、疲れたからだで思いました。

今週末、私は参加できませんが先日の稲刈りの稲穂のはせはずしがあるそうです。