2010年8月31日火曜日

たこぱ

先日瀬戸内海の男木島のMさんからタコが届いた。

うれしすぎる。タコ大漁です。
男木島のタコは本当においしい!
新鮮ってだけじゃないなにかがある。
そして送って下さったMさんご夫妻の顔をと男木島の風景を
思い浮かべながら頂くタコは格別!!

ひとまず一匹をいろいろ調理してタコ三昧

メインは友人の強い要望によりたこ焼き
おいしいタコをたこ焼きにして頂くのは
なんだかもったいないような気がしていたのだけど
人生至上ピカイチおいしいたこ焼き経験をしました。
たこからしみでるおいしいおダシが
溶け込んでほんとうにおいしいたこ焼きでした。
しあわせのひととき。

カルパッチョや煮物もつくってもらった。
料理上手の友人二人の力作!
これもまたおいしい。
煮物の煮汁で炊き込みご飯を次の日作って
すみずみまでおいしくいただきました。

こんなおいしいタコ三昧、
人生にそんなにたくさん体験できないよね。
Mさんほんとうにありがとうございました。

2010年8月23日月曜日

池沢

夏の妻有はいつきても、
緑が力強く、景色全体が生命力にみちみちあふれている。
そして田んぼがずーっと広がっていて。
風が心地よく通り過ぎる。
今回の滞在は気持ちも時間もゆったりで。
ちょっと新鮮だった。
去年のばたばた忙しかった夏が懐かしく思う。
一年前だったけど、遠い昔の思い出のような―。

去年大地の芸術祭でお世話になった。
池沢集落のお祭りが今回の目玉イベント。
お祭りのお飾りのお手伝いをして、
そのあと池沢のみなさんと神社の境内でバーベキューと酒盛り。

静かな集落の中の静かな神社で
暮れ行く広い空の下、去年の芸術祭の話やいろいろな話をする。
暗くなるとぽっかりうかんだ月明かりと
ぼんやり提灯の灯りの下で。
なんだか不思議な時間。
みんなにこにこしていた。
こういうお祭りもあるんだなー。
なんだかいいなー。と思う。

酒盛りはよなよな続く―。
私は眠気に我慢できず、先に失礼する。

翌朝ははじめて池沢で朝をむかえる。
きれいな朝焼けと透きとおった朝の空気。
朝日を受けて輝き出す木々

去年あんなにたくさん居たのに、
まだまだみた事のない景色が池沢にはたくさんあるみたい。

2010年8月19日木曜日

あつさ

今日は少し涼しい。
救われる。

昨日は一日中外で作業をしていて、
汗だくの木屑まみれになって、シャワーをあびたら
軽く熱中症の症状がでて焦る。

手足脱力。
でなんかちょっとふるふる揺れてる!
走った後みたく息があがってるし。

アトリエシェアしてるめいみちゃんが塩を入れた水を用意してくれた。
こんなに塩水がおいしかったとは!

まめに水分補給をしていたのにもかかわらず。
この状態になってしまった事にショック。
ちょっと作業に熱中しすぎたのかも。
やっぱポカリとか飲まなきゃだめかな。

ここのところの猛暑は本当にすさまじい。
クーラーなしの家でよくこれで身体が維持できていると思う。
とはいえ、バテないからだが欲しい。
気力で乗りきろう。
ポカリ買っておこう。

2010年8月16日月曜日

やすみ

ここ数日静岡の祖父母の家へ行ってきました。

お盆休み(?)

おじいちゃんとおばあちゃんの話しを聞くのは
なんだか心がなごむ。
このお盆も、知らなかった祖父母の幼い頃の話をいろいろきく。

おじいちゃんは物忘れがひどくなってきているのだけれど
記憶って不思議だな。としみじみ思う。
忘れていくのは自然なことで、
忘れることでなんだか純粋になって来ている感じがする。

とわたしはほのぼの感じてる。
けどずっと一緒に暮らしているとそうも思えないこともあるのかもしれない。
けど家族みんなが暖かく見守っている。


数日で散々、よく食べよく眠って体力を蓄えて来たので
今日から再びがっつりエンジンかけて
たまったいろいろなことをやって行こうと思います。
これから一ヶ月半制作三昧。
たのしくやろーと思います。
気がつけば年末!!
という具合に充実の日々にするぞ。

2010年8月1日日曜日

夏旅2(後半編)



後半は一日は小豆島へ行き、
残りは男木島をすごーく満喫。

先月男木島でお世話になった方々と再会。
かわらぬ笑顔がなんだか心あたたまる。
男木島は2年に1度のお祭りが8月上旬にあるそうで
その準備や、練習と芸術祭が重なってみなさん忙しそう。

お祭りのお囃子の練習も見学させてもらいました。
本当は本番をみたいところだけど。。
練習の風景もなんだかみなほのぼの。
大人達は、子どもが一所懸命練習する姿を、
笑顔で優しく見守っていました。

そして、茅ヶ崎からふらふら〜と来た私たちに
おいしいお魚などたくさん差し入れをしていただきました。
どう感謝の気持ちをあらわせばいいか。
ほんとうにありがとうございました。
とにかく、男木島のおいしいものを満喫したのでした。

とまらせていただいたKKさん宅は見晴らしがとってもよく。
毎日そんな絶景を眺めながら、
いろいろな男木島の話をききながら。
おいしいとれたてのお魚とお野菜を頂きました。

そんな島生活を満喫のため、
芸術祭の作品を見るのをすっかり忘れそうになりましたが
ちゃんとみてきましたよ。

大きな目的のひとつ、眞壁陸二の完成した作品をみにいくこと!

眞壁さんの作品は
爽やかに軽やかに男木の風景の中に溶け込んでいて
存在感が心地よい。
男木島の高低差のある路地を歩きながら
風景と一緒に目に飛び込んで来る。
男木島の独特の路地の景観を壊さず、
暑い中歩き回って風景をみそびれそうなわたしたちに
いいきっかけを与えてくれていると思いました。
その反面、ハードな登り坂と暑さの為、
心を落ち着けてリラックスした環境で
作品を含めた島の風景にゆっくり対面しにくいのが
すこしだけもったいない感じがしました。
秋になって涼しくなれば少しいいのかな。
という感想。
眞壁さんの作品は全部で8カ所。
見逃しのないように。

男木島は他の島に比べると全体的に作品の温度が高め。
ほくほくしている印象がありました。
短期間で芸術祭を訪れる人は
他は飛ばしてもいいけど男木島は必見だと思います。
男木島の景観自体も独特でかっこいいし。
作品のエリアも狭い中にたくさんあるので
見るのにそんなに時間はかからないと思います。
すべて徒歩でまわれるところもいいです。

他に印象に残っているのは松本秋則さんの作品
素朴な音が心地よい。
かつて牛小屋だった場所での作品が特に私のツボに入りました。

男木島では昔、牛を他の島の人へ貸し出していたそうな。
貴重な収入源だったそうです。

男木島での思い出はたくさんあるので。
またちょっとずつ書いて行きたいと思います。

(写真上は男木島からの眺め夕暮れ時
左の島が小槌(こづち)、右の島が大槌(おおづち)、
と奥に瀬戸大橋。
写真下マカベさんと作品wallalley)