2008年7月29日火曜日

雷の日に

空が時折光る
そんな中、辻堂駅のホームにおりる

雷の鳴る日はどこかで異空間へ続く穴が開いていると思っている。
入ったら帰って来れない
そう思うのは幼い頃近所で起きた事件のせいかもしれない

今日は東京へ行って来た。
用事があって東京へ出かけるようになったのはよい事のような気がする。
少し背筋がしゃきっとしていい。
そして帰って来てここの空気は心地いいな、と感じる。

今、重松清の「流星ワゴン」
という本を読んでいる。
死んじゃってもいいかなあ。
と思った38歳の男が不思議なワゴンに乗って人生の岐路となった過去の場所へ旅をする。
という内容のお話。

人生の分かれ道について考える。
もしかしたら私にとって今日はすごい大きな分かれ道だったりして。
と思ったりする。
今までに知らないうちにたくさん大きい分かれ道や小さい分かれ道があって
そうして私は今に至るけど
ちゃんと後悔のないような行動をとってきているのか?
と考える。

もしかしたら人が選択しなかった道が
雷の日に開く黒い異次元への穴に吸収されていっているかもしれない。
もうかえることのできない分かれ道の片割れが黒い穴へ吸い込まれて、
ここではないどこかで違う私の人生を進めているかもしれない。
そんな事を考えた。
もし私がどこかで二つの世界をみることができるのなら
穴に吸い込まれなかったこの世界に居たいと思っていて欲しいと思う。

2008年7月28日月曜日

夏の通り雨


あついあついと思っていたら
突然の雨

布団も洗濯物もいそいでとりこむ
今朝の早起きのおかげで
洗濯物はほとんど乾いている。

夏がすきな理由のひとつは洗濯物があっというまに乾くことかもしれない

通り雨のあとは涼しい風が吹いて本当に心地よい。
優しい風。

本日の制作はお米に虫がつかないようにする実験を進めること。
とうがらしの力を借りて実験中

とうがらしをお酒に漬けた身体に優しい虫除け、
果たして効果あるのか?どうか。

そんなこんなで、今日は作業がはかどりそうな予感

2008年7月25日金曜日

あつさ

あついです。
こうしてパソコンに向かっているだけで汗がでてきます。

風は心地よくそれが救い。
レースのカーテンが風でめくれると
夏の日差しに照らされている庭の緑が目に飛び込んできます。
今日は、さすがの私も扇風機を組み立てました。

こんな暑い中、やらなくてはいけないことがたくさん。
なかなかはかどりません。。
夏バテしないように日々過ごす事で精一杯な感じ。
ちょっとずつでも、やるべきことをすすめなければ。

2008年7月15日火曜日

ワインの日

昨晩は、バイト先でいただいたおいしいワインをバイトの人たちと一緒にうちで飲みました。
赤ワインが3本に白ワインが2本あって
はじめて飲み比べということをしてみました。

ちょっとワインに詳しい人の指導で、
コルクを抜いてから一時間ぐらい待って。
おりを沈めて、デキャンタに注ぎそれからワイングラスに注ぐ。
はじめての飲み方。

ホントに香り風味がそれぞれに違っていて
値段によって、味の深さがぜんぜん違う!
しかも、みんなで用意したおいしいお料理とおつまみで感動のディナータイムでした。
ひとつ大人になった気がします。

わいわいみんなで、ワインの飲み比べ。
やっぱり、お酒はよいなぁ。そして大人っていいね〜。
としみじみ。

2008年7月8日火曜日

ねがい

遠くで太鼓の音が聞こえる。
お祭りのお囃子の練習かな。

先日は海から濃い霧が出て来てとても幻想的な街の風景をみた。
潮のかおりを含んだ湿り気のある空気はとても心地よい。

昨日の七夕では、魂をこめたお願い事を3つした。
家のみんなで短冊かいて、玄関の前の笹にくっつけた。
かなうといいな。
昨年は4つのうち3つ願いがかなった。
(残りの一つは私が死ぬ頃に叶ったかわかる願い事)
だから、七夕のお願い事はなめちゃいけません。

ことしもみっつ全部叶いますように。

願いをかけると自分が何を強く求めているかよくわかる。
自分の意思を確認するのにとてもいいな。と思う。
そして、最近よく思うのは自分が「なんか嫌だな。」
と思う感覚というのもしっかりもって、そこを解決していく事って必要だな。
って思うのです。
嫌だと思う事はしないほうがいいっていう人もいるけど、それはなかなか難しいから。
(もちろん嫌な事をしなくてもすむようにそこに向かっているんだけど)
嫌だな。と思った感覚に麻痺しないように進んでいかなきゃいけないと思う今日この頃です。

2008年7月4日金曜日

ことば

海外へ行って、英語が聞き取れなくても、
いろいろうまくしゃべれなくても、

極端な話、自分の言いたい事だけ英語で言えればいい。
人の言う事は聞けなくてもやっぱ自己主張できなきゃ海外ではやっていけない。

と、今日聞いて。
自分の作品のことを、英語にして、それを丸覚えしとこうかな。
と、思った。
その前に、私は日本語でも伝えたい事がうまく伝えられていないな。
と、思う。
相手に簡潔に、自分のやっている事を話して伝えるというのがうまくできない。
日常生活レベルでも、うまく伝えられないことがたくさんあるのに。
まして、自分の作品の事となったら、ますますうまく話せた気がしない。
たくさん話したい事があるのに、
もしかしたら、話したいポイントが多すぎるのかも。
脳みその「私の作品について話す」って領域が
あれもこれも、ってみんなが外に出たがって、
結局あせって人に伝わりにくいことから話しはじめてしまう感じ。

もう少し人に話すってことを訓練しなくちゃな。
順序だてて話すことが、どうやらとても苦手みたい。

言葉でうまく言えないから作品をつくるのだけど、
話す事、自分の事をコトバで伝えることはとっても重要だな。
と、つくづく思った今日でした。 

2008年7月1日火曜日

つつまれる

私は幼い頃から絵を描くのが好きで、
絵を見るのもとても好き。

絵を見た時に絵の空間の中にひきこまれ
自分がその絵の中の絵の具や色彩、空間に包み込まれている感覚。
そういう時はその絵の中に描かれていないけれどいろんな物がみえる気がする。

どきどきするのはそういう時。

雪が空から降ってきて包まれた時。
雨が降って水に包まれている感覚。
桜の花びらか散ってそこら中に舞っている時。
風がふいて空気に包まれている事を感じる時。

小学一年生の時、クラスに賑やかで目立ちたがりの男の子がいて、
いつか席が隣になった。
他の女の子はその男の子の隣になるとうるさくって、とても嫌がるけれど。
私はぜんぜん嫌じゃなくて、なんだか心地よかった。
声、がすぐ近くにあって、人間っぽさに包まれていてよかったのだと思う。

空気が震えている、空気が動いている。それらに包まれる。
そういうことが心の奥底の何かをぐっとつかむ。