2011年12月23日金曜日

うれしいこと

母校の女子美術大学から 大村文子基金女子美制作研究奨励賞を
頂きました。

この賞が決まった時は、うれしかったけど全く実感なかったのですが
昨日授賞式に出席して、深紫の表紙に入った賞状をいただいてじんわり。
素敵な賞を頂くことができたな。とやっと実感しました。

今までの作品制作の様々な場面を思い出し、
あんなこともあったな、こんなこともあったな
と思いかえし、
制作に協力してくれたたくさんの友人、家族の顔が思い浮かびました。

私と私の作品をとりかこむすべての人達の支えがあってこの賞をいただく事ができたのだと
心からそう思って感動しました。

大阪での作品制作。
ひたすら布を切ってくれたたくさんの友人達、
女学校だった芝川ビルに赤い着物を降らせた
「いとはん」作品が完成した時の安堵感。
汚れていた窓をぴかぴかにふいてくれたはまちゃんや
完成までのスケジュールをシビアに管理してくれた弟
この二人は次の年の大阪での作品「ささやきたち」でも
夜遅くまでかじかむ手でひたすらにオブジェを結び バランスを調節してくれました。
古い慣れない建物の中で北風がガタガタと窓をゆらしている夜中に
一人で作業をしたのは本当に怖かった。
だけど完成した作品のなかで、ずーっと正座して作品を眺めていたお客さんの姿は本当にうれしかった。
この時はじめて作品の家の前に鑑賞者が列をつくって並んでくれた。

代官山インスタレーション「うつしかがみ」の時はたくさんの人が鏡を集めてくれた
アトリエの庭でひたすら鏡を削る作業。
鏡を高い木の枝から吊るすのに、
ゆうたや藍ちゃんをはじめとした何人かで
釣り竿を使って不思議で楽しい設置風景だった。
晴れると鏡に太陽が反射して、森の中をきらきらと囲んだ。
うれしい景色だった。

越後妻有のうかのめ作品は、これまたここに書ききれない程のたくさんの方々の協力があってできた作品。
空き家に残っている物の撤去や雪囲いからはじまり、
柱を移動させたり、床を補修したり、はがしたり。壁をぬったりはったり、ほこりまみれの真っ黒になりながらハードな肉体労働を手伝ってくれた浅野くん工藤くん和田くんタカネをはじめとするたくさん の友人達には、本当に感謝してもしきれないくらい。
お米の糸作りをひたすらサポートしてくれた吉田親子、母親
見守ってくれた池沢集落のみなさん。
お米の糸をひたすら設置作業をしてくれた、みほちゃんやすーさん
学生時代からのたくさんの友達
香港からきたサポーターの学生さん達もいつも明るく手伝ってくれた。
滞在場所やなにからなにまでめんどうをみてくださったヒーローのような石口さん。
暗闇に白いお米がぼんやりと静かにうかび上がった。
お米の雨に囲まれた時に心静まる空気。お米の香り。
雨の日晴れの日、霧の日。
すべてを思い出すと胸がつまる。


これ以外にもたくさんたくさん作品があって、
大磯のとらがあめ作品、茅ヶ崎やINAXギャラリーのカケラ作品、
高田の花ロードでの作品、などなどなど。
それぞれにはたくさんのたくさんのストーリーがあって
たくさんの協力してくれた人がいて
たくさんの見てくれた人がいる。

これらの作品を通して今の私があってこれからの私がある。
歩みを止めずこれからも心にあたたかく残る作品を作り続けたいと
心に強く思う。

2011年11月22日火曜日

おおいそぶらり

日曜日は大磯で開催のイベントをはしごしてきました。
毎月第三日曜日開催の大磯市

うつわの日開催の4カ所
岡村邸にて「クルマの弟、花の姉」展

ジェルアーキテクツにて「日本家屋で珈琲を」

桃の家にて「安土忠久吹きガラス展」

OISO1668にて「花と陶展」

大磯港と街中の数カ所を歩いてまわって、
かなり大磯をゆっくり満喫できてしまうと言う週末でした。

「クルマの弟、花の姉」展では、
姉の岡村朝子さんが縁側のあるお庭に陶でできたお花をたくさんさかせていました。
植木の中やら、木々の枝からかわいらしいお花がたくさんさいている作品。
前日の雨がお花の中にたまっていたりして、いい感じ。
購入もできたのので、お気に入りのお花を探したりして、
それがなんともたのしい経験でした。
弟の岡村友太郎さんの作品もあいらしい、思わず「ぷふ」っと笑ってしまうような
表情豊かな陶でできたミニカーがどきゅんと胸をうたれます。
床の間に置いてあったおおきな壺も
たくさんのかわいらしい、ゆるーい絵が描かれていて
ほのぼのしちゃう壺でした。
みててあきなくて。ゆるいけどかっこよい。
岡村邸のんびりないい空気感。
梅酒もいただいてごちそうさまでした。

「日本家屋で珈琲を」は
とってもすてきな古い日本家屋でお庭をみながら、
ちょっと大人な風情の器で珈琲と甘味が楽しめちゃう
ゆったりしていてそれでいてキリっとした時間のながれる空間。
 器は青山にお店を持つうつわ謙心さんの主催。
珈琲もおいしいし、素敵なうつわでこころまろやかな気分。

最後の〆にOISO1668の「大島健吾と富田啓之 花と陶展」
3階が空中庭園のようになっていました。
びっくり。
床に苔が敷き詰められていてその中に富田さんの個性的な作品が並ぶインスタレーション。
おーって思ってながめ、しばらくしてほーって眺めてゆったり。
一日の疲れがとれていくような感じ。
大島さんの植物に対する情熱と、富田さんの陶芸家としての情熱が
いいバランスで 共存していて、パワーをもらいました。
大島さんといろいろお話しして学ぶことたくさん!
他者をいかすお花の生け方。の話しなどなど。
草花に対する愛を感じましたー。

 そしてやっぱり、富田さんのころんとした湯のみ茶碗が揃いで欲しい!
と再び思ったのでした。
 いろんな意味でがんばろう。
と思った展示。

大磯は昔ながらのお家がたくさん残っているのだなーと
あらためて思い、そして細い風情のある路地が
こころわくわくする。素敵な街。
こころのどこかがざわめきます。

(※OISO1668「花と陶展」は27日マデ開催です。)

2011年11月18日金曜日

わたしをかたちづくるもの

ひさびさにブログを書くとなんとなく重たい印象になるなー。

ということで、たまには軽い話題も。

最近はちょっとだけよりよい食生活に関心が出てきた。
そこそこちゃんとはしてたけど、結構適当な私の食生活の見直しです。

まぁ、ぼちぼちな歳にもなってきたし。
なんにも考えてなくても健やかに生きてきた今までとは違うような気がする。
(特別どこか不調があるわけでもないけど。)
生の連鎖のことを考えると、
なるべく健やかな自分からなるべく健やかなこどもを産み
なるべく健やかに一生を終えたいな。
と思うようになってきた。
それは、身の回りにあふれている食べ物が手放しで安全とはいえない。
という事に気付いた。
そしてそのように日本がなってしまった。。のだけど。
普段口にするものを考えなおす機会ということにしようと思う。

最近以前にくらべてこまめに料理をするようになってきて、
自分の作った料理はけっこうおいしい。
(人様に出せる程ではないけどまだまだ自画自賛の範囲です)
とちょっと思うようになってきた。
手間はあんまりかけないけど時間をかけたものはおいしくできる。

あと、よくお野菜を人に頂くのだけど、
人の顔の見える物はなるべくおいしくお料理したい!
って気分になる。
手から手へ繋がる食べ物はちょっとあたたかみがある。
こうやってお料理して食べたよ。
っていうコミュニケーションがうれしい。

最近はじめたことのひとつに
電子レンジを使わないこと。
これが思った以上にすんなりとレンジなし生活に移行できた。
最初は「そんなの無理だ。」
って思ってたけど、なんでも蒸して暖めるのは思った以上においしい!
この幸せをなぜ今までしていなかったのだろう。と思うくらい。
ホットミルクをつくる時も火にかけてあたためる。
おいしい。
小さな幸せが毎日の繰り返しになることの意味は大きい。
と思う。

あと、少し作りだめしておいて、
品目が少なくなりがちな朝ごはんを少しでも賑やかにして栄養バランスを考えてみてる。
ふかしたお豆や大根とにんじんのこりこり漬け。
が最近はレギュラーメンバーです。
日持ちしそうなメニューは多めにつくってなるべく一品増やせるように。
って考えてるとけっこうおもしろい。
今まで、一日2食になりがちだったけど、
最近はちょっとでもいいからちゃんと3食頂くっていうのが目標です。

あとは玄米生活にしてみようと思って数日前からはじめてみたとこ。

やたら、急激にいろいろなことをはじめてみたけど、
まぁなるべく楽しみながら長く続けていきたいと思います。
一時のマイブームで終らないように。

と思っている最近の私の変化。

きらり

正直いって、
ちょっと悩んでいる。。
のかもしれない

私のしたいこと、いる場所、生きていく方法。

どっかの山小屋にでも一人でしばらくこもってみたいような気もする。
けど夜の闇が怖いからできない。
どっかから聞こえる動物の声とかにいちいちびくびくして。
あと、おなかすきそうだし。

そんな気弱な気分なのです。本当は。

アートとか芸術って、なんか言葉だけきくと結構うさんくさく聞こえる。
日本人の半分以上の人の意見ってもしかしてそんなところなんじゃないかなー。
ってなんとなく思う。
なんかよくわからないし。
わからない物はあまり近くに居てもらいたくないものだよね。
って思うよね。

そして扱いづらく、繊細。
崩れやすい、やわらかいゼリーのような感じ。
きらきらしてておいしいけどちょっと指でつかもうとすると壊れちゃう。
もしかしたら一面、針みたいな物が刺さっていて
つかもうとすると痛くてつかめない のかも。
やっかいだ。
あとあまりお金もうみ出さないしね。

だけど存在意義をさがして一人旅していくのです。
存在意義は、つくる私だけにとっての意義があればいいのかも。
だけど誰かの笑顔にも繋がっていたいよね。
って思う。
壊れやすくてもなんでも一瞬きらめく美しさ。
触ったらいたくてもそのとげが美しければ、
もしかしたらだれかが微笑んでくれるかもしれない。

だからやっぱりいい作品をつくって心の底から何かを感じとってもらうこと。
それをしなくちゃだめなんだ。
理由なくこころを動かすもの。

ひだまり

ひだまりのような作品がつくりたい。

太陽に照らされて乾いてゆく洗濯モノや
にんじんや大根を漬け込むために天日干ししているとき
陽の光を受けていると思うとうれしくて幸せで。
ああ、よかった。
とほっとする。

寒い冬にむかう今の季節の太陽のあたたかさ。
猫がひだまりでのんびりしている風景。
空気中にまうほこりや何かの草の種が空気中にまっていて陽に照らされて
きらきらしている風景

そういう幸せなものたちに囲まれていたい。

雨の日もあって、寒い日もあって、
嵐の日もある。
だからこそ陽の優しさがうれしいのだろうけど 。

2011年9月15日木曜日

最近の事ー6月の対談をうけて思う事ー

またblogをさぼっていました。たまには更新しよう。

なんだか自分のことで精一杯。の最近です。
怒濤のように私の周りをいろいろな出来事が流れて行っています。
季節も変わって、周囲の世界もいろいろとかわって、
人の心も日々変化しつづけます。
ちょっとした出来事が思いもよらない方向へ流れ始め、
驚く所へ流れ着いている。
それはいいこともあればちょっと悪い事もある。
一見なんだかよくなさそうにみえても、長い目で見ればいい転機であったりすることは
よくあること。
やるべきことや、自分の目指している事に正直に突き進めば
きっと周囲の変化はすべていい場所へたどり着く為に起きている変化であると私は信じている。

6月の個展の期間中に大磯で行なった対談。
先日もその対談を聞きにきてくれた方と少し話す機会があって。
「聞きたかった事が聞けた。」って言って下さった。
やってよかった。とあらためて思った。
なかなか聞けない有意義な話がゲストの柏原さんをはじめ聞くことができて、
前に出ている私にとっても、よい機会だったと思う。

私はどれだけ話したいことが話せていたかわからないけど。
反省点は多々あるけれど、最終的に観客の皆様に励まされる形で終わり、
その言葉にとても感激した。
「よし、やろう!」って思った。
ああゆう素敵な展開で対談が幕を閉じるとは思ってもいなかった。
こんなにもしゃべっている本人自身が会場の方々に励まされることがあるんだ!
っていう感動があって。
対談が終わって2ヶ月以上たった今でも、
あの光景はよく思い出す。
優しい観客の方々、真剣に話をきいてくださった方々に感謝でいっぱいです。

 テーマは「地域とアート」で、ベタなテーマであるけれど、いろいろな話をした。
そのいくつかのシーンの一つで、私の越後妻有での制作過程の話をした。
私は越後妻有の大地の芸術祭が終ってからの期間、
山奥の小さな集落で作品を展開することの責任の大きさと難しさのことについて考えていた。
もちろん答えは出ない。だけど考えていた、正直な気持ちを話した。
「集落の方々はとても優しい。とても歓迎してくれるけど、だけど、本当の本当の所は私が登場することで平穏な暮らしを私が邪魔しているのではないか?」
という疑問をよく抱いていた。それは妻有で気付いた事だけどおそらく違う土地でも同じ事があてはまるのではないか?という疑問。
(どこまで会場の人に伝わってたかはわからないけど)
それが心のどこかでひっかかっていた。それを話した。
そうしたら観客の方が励ましの言葉を下さった。シンプルに応援してくれた。
どれだけ私の心がほっとしたことか。

変わり者(アーティスト)の存在意義をどこかからひっぱって持ってきてくれて、
結びつけてくれた。
アーティストはもっと自覚的に自らそれを行なった方がいいのだろうけど。
それがみずからできないからどこか不器用でそのような疑問を抱くから
作品をつくっているのだろうと思う。
社会に対して結び目は出しているけどなかなかみずから結べなくて。
だからこうして結んでくれる人には本当に感激する。
結んでくれる人達との出会いはとても大切な事だと思う。

ちょっと話がそれたけど、
小さなコミュニティーで変化があれば、最初は悪い面も出るということもあるだろう。
だけど長い目で見ればそれはよい転機になる事もあるかも。
そこに希望をもって進んでみよう。そういう希望をもってやるしか進めない。
結んでくれたひもがだらっと垂れてぶらんぶらん揺れ動いていても
ほどくことはできない。
そう思って、私の中の言い訳のようなかんじで 少しずつでも歩みを進めていくことにした。



↓こちらは対談でゲストで話してくれた、眞壁さんのblog。トークの内容わかりやすく書いてくれてます。
http://blog.goo.ne.jp/ebakam/e/e705b7c200a352f4aa535d63357bca8d

2011年8月2日火曜日

とらがあめについていろいろ

コト コト 
と頭のなかで
ちょっとずつ物事が動きはじめた気がします。
すこし考えがまとまって頭が身動きできるようになってきました。


もともと考えるのは苦手なくせに。
いろいろな出来事があって、心がそわそわしていたし
いくつかの物事についてを同時にくるくる考えて。
ひとつとして考えがまとまらない感じだったんだけど。
こんがらがっていた糸がすこしほどけてきた気がします。


とらがあめ(3階) photo:Noguchi Hiroshi
6月に開催されていた大磯での個展「とらがあめ」が終了して
一ヶ月ちょっとたちました。

個展「とらがあめ」は今年の3月11日にちょうど打ち合わせがあって開催が決定しました。
プランのおおまかな内容は3.11前に考えていたことだけど
3.11を境にいろいろなことが起って、いろいろ考えて、
そしてやはり普段何気なくみている景色がそれ以前とは違う感覚で眺めているということをはっきり感じたし、
それを無視して作品をつくる事はできないと思ったのです。

何か考えとか意見とかを強く訴えようというのではなく。
素直に自分が感じた事それを形にしたかった。
「大変な今こそ明るい作品を」とかじゃなくて、
やっぱり心の中に感じているものをそのままにしか出せなくて
今回はあのような形の作品を発表しました。
特に3階の黒いインスタレーションはそこがはっきり出ていたと思います。

とらがあめ(3階窓部分写真)photo:Noguchi Hiroshi
3.11以降世界の危うさを思い知ったし、
実際目に見えないもののこわさ。について感じていた。
おそらくそういうことって今回の事で多くの人が感じていた事だったと思う。
だからわざわざ私があらためていう事でもなかったのかも?
とも思うけど。
2011年の3月11日直後私はこういう風に世界をみていたんだと言うことを自分自身に刻み込みたかったというのが一番正直な所だと思う。
大きくかわった世界をこの作品をつくることによって
はっきりとしたビジョンで自分が記憶したかったのかもしれない。
 日本の空の上をもやもやと覆いかぶさっていたいろいろな感情や目に見えない物質を私が感じるままに目に見えるかたちにしてみた。
と言うことだと思う。
今までになく今回は作品をつくることによって自分の感じていたことが
徐々に明確になっていったのだと思う。
drawing 黒雲(部分)紙に水彩等

「とらがあめ」のストーリーは
自分のひとつひとつの考えや感情、感覚を繋いでくれていた。
昔大磯に住んでいた遊女「虎御前」さんの涙と
今現在の私たちの流す涙。かわらぬ人の感情。
悲しいと思う気持ちは今も昔も変わらない普遍の人間の感情で、
でもそれを取り巻く社会の成り立ちや問題は時代ごとに違う。
今現在の事にちゃんと目をむけなくちゃいけないという
自分への指摘。
それらが作品をみる人への問題提起のきっかけになっていたらよりいいと思っています。

そしていつも思っている事だけど作品をみて感じることは人それぞれで自由に想像を広げて くれていいと思っています。
感じる事は人それぞれ、
こういう風に感じなくてはいけないっていう答えはないと思っています。

2011年6月18日土曜日

対談

紫陽花がきれいに色づいている今日この頃。

あっという間に個展「とらがあめ」も残す所あと10日。

まだいらしてない方ぜひみにいらしてください。

今週末6月19日(日)は大磯市!
大磯市のついでにいらしてみるのはいかがでしょうか?

19日は15時半からとらがあめの個展会場3階にて
対談「地域とアート」もあります。
ゲストに行政サイドとして赤レンガ倉庫整備、横浜トリエンナーレ、BankART、急な坂スタジオ、ZAIM他の立ち上げに関わった柏原氏、

をお迎えし、
眞壁陸二氏にも急遽対談に加わって 頂く事となり、
私石塚とOISO1668代表の原氏の4人での対談を行ないます。

※なお都合により当初予定していた丸山氏は今回の対談は参加できなくなりました。
残念です。楽しみにしていたみなさま申し訳ありません。

19日は様々な事例をおうかがいしたりアーティストとして今考えている地域との関わりなど、様々な意見がお話できたらいいな。と思っています。
会場からの質問ご意見もお待ちしています!

対談の詳細はこちらのページでもご覧に慣れます。→


対談「地域とアート」
栢原直弘(元横浜市創造都市推進事業本部職員)
原大祐(OISO1668代表)
石塚沙矢香(美術作家)
 
■日時:6月19日(日)15:30~  
(開始時間が15:30に変更しました。)
■入場料: ¥300
■開催場所:ソーシャル雑居ビルOISO1668 3階「とらがあめ」個展会場
〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1668 
ソーシャル雑居ビルOISO1668
→map
みなさまのお越しをお待ちしています。 

2011年5月8日日曜日

個展とらがあめ詳細


気持ちのいい風がアトリエに入ってくる。
そよそよと。湿度も温度も心地いい。
制作にはぴったりの季節。

遊びにも出かけたくなっちゃう季節だし。
ビールがおいしい季節。

ところでところで
今月の28日からはじまる大磯での個展の詳細をおしらせ致します。

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石塚沙矢香個展 「とらがあめ」
■会期 2011年5月28日(土)~6月28日(火)
■休館日 水曜日
■開館時間 11:00〜18:00
■開催場所 OISO1668
1Fオステリア・イルチエロ(イタリアン)店内、

barOISO1668、エントランス、3F OISO1668ギャラリースペース
〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯1668 
ソーシャル雑居ビルOISO1668
→map



■イベント


・5月28日 openingトーク: 18:00~
「とらがあめ」をテーマに作家自身が過去の作品等を紹介。


6月19日(日)15:00~ (入場料 ¥300)
対談「地域とアート」
栢原直弘(元横浜市創造都市推進事業本部職員)
丸山純子(美術作家)
原大祐(OISO1668代表)
石塚沙矢香(美術作家)

会期中の毎週金曜日18:00〜23:00
1F 立ち飲みbarOISO1668にて「さやかナイト!!」 
作家とアートのこと大磯のこと作家自身のことなど語りあう夜。
(お酒は1drink¥300からあります。)


※1Fイルチエロ店内の作品は営業時間のみの鑑賞となります。
お食事をしながらご覧下さい。
イルチエロの営業時間は11:30 - 15:00 / 18:00 - 23:00 定休日なし

※2F大磯商店にてとらがあめオリジナルグッズを販売いたします。



元歯医者をリノベーションしたビルを舞台に個展を行います。
ビルでかつて使用されていた模様硝子を小さく切り出し、糸で繋ぎ雨粒と涙にみたて
会場全体に浮遊させ、浄化をテーマにした新作インスタレーションを中心に発表します。
その他小さな立体作品や平面作品を点在させた展示となります。

タイトルの「とらがあめ」とは大磯で5月28日に降る雨のこと。
日本三大仇討ちで有名な曽我兄弟の仇討ちからきており、
 恋人である曾我十郎の死を大磯の遊女虎御前が悲しみ、
 涙が雨となって降ると伝えられています。

→oiso1668 website とらがあめ

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 イベントもいろいろあります。ぜひぜひみにいらしてください。

ひとまず制作がんばります!



2011年5月2日月曜日

太郎の言葉

人でこみこみの岡本太郎展@東京国立近代美術館へいってきました。
久々に平日以外の日に美術館へ行ったというのもあるけど、
すごい人で。びっくり。
岡本太郎はやっぱり人気なんですね。
招待券あったからすんなり入場できてよかった。

私は昔から岡本太郎の絵はあんまり好きになれなけど。
そういえばちゃんとまとめて作品をみた事がないかった事に気付く。
昔、オークションのバイトしてた時に
大量の陶器の作品をまとめてみたことがあったくらいかなぁ。
あと汐留で明日の神話が公開されてた時に見に行った。

今回の展覧会でもあまり絵は好きになれなかったのだけど、
縄文土器などの写真の作品がいいなと思った。
モノの持つパワーがすごくひき出せている写真でかっこよかった。

あとは最後にあった太郎の言葉にいろいろ考えさせられた。
そしておみくじ形式で一人一枚太郎の言葉を持って帰れるようになっていたんだけど、
それが、この写真。

作品を見に行ったというよりも、岡本太郎とはどんな人だったのか。
人間自体をみにいったという印象の展覧会。
そしてその人間性に刺激をうけた。

岡本太郎の行動力、実現させる力、そしてそれをサポートする岡本敏子の力。
それがすごい。と思った。
太陽の塔の制作現場の映像等をみて思ったけれど、
実行するんだ!というパワーが半端ない。
強い意思。がんこさ。発言力。

なんだって思い描いているだけではなくて実現させなくては!
と思う。最近の私の課題だ。

先日も友達と話していたんだけど、
自分が死んだ後何が残っているのだろうか?
と言うことを考えて作品を作って行く事。
そういう事が作品を力強くさせていくだろうし。
そう言う事を常に考えているかいないかは作品の持つ力に大きく影響してくるんだろうな。
と思う。

2011年4月27日水曜日

ホームページ

最近石塚沙矢香のホームページをリニューアルしまして
そしてちょこちょこ更新しています。

たまにのぞいてみて下さい。
http://www.sayaka-i.com/


また大幅に更新したらお知らせします。

作品のページは2009年からはだいたい載せてあるけど
それより過去がまだほとんど更新できていませんが。。
夏までにすべての作品をアップするのを目標にしようと思います。

本当にやらなくてはいけないことは山ほどありますねー。
もっとすばやく頭を回転してかっこよくこなして行きたいものですが。
なかなか。

これから季節も心地よいし。
やるぞ!!

ひとまず5月28日からの個展にむかってがんばります。

2011年4月13日水曜日

大磯市!

今週末4月17日(日)は大磯港で大磯市(おおいそいち)が開催です。
毎月第三日曜日といえば噂の大磯市です。

そんな大磯市に私もささやかに念願の大磯市デビューです。

というのも「大磯商店」という、
日用品とアート&クラフトのショップ兼デザイン事務所のお店が
5月1日にOISO1668にオープンするのですが、
この商店に私の作品も置いて頂きます。

そんな大磯商店が今回の大磯市に出店することになったのです。

という流れで、わずかではありますが私の小さな作品も販売致します!

今夜はその販売予定のポストカードを作っています。
一枚一枚手作りのポストカードもありますので
大磯市にいらした際はぜひ大磯商店もチェックしてくださいね。
わたしも一日大磯市にいます。
大磯市をフルで満喫予定です。


この大磯市、毎回毎回なんだかわくわくするお店がたくさん。
おいしいものもたくさん。
出店している人達も楽しそう!
でいつも満足な気分になってしまうイベント。
今回は船にも乗れちゃうとかいう噂も聞こえてきます。

まだ大磯市に来た事のない方は来るしかないですよ。


場所:大磯港(JR東海道線大磯駅より徒歩8分程)
時間:朝8時頃〜14時頃まで。
詳しくは→http://www.oisoichi.info/

さくらさくら


桜を見た時におもう。
綺麗だな。
と思う気持ちと、
心をぐっともってかれるあのせつないような独特の感情はなんなのだろう。

特に桜の季節に失恋などの経験があるわけではないけれど。

今年もまた春になった。と。
時間の経過を思い知るのだろうか?

日本のどこに居ても春になれば桜が沢山開花する。
私は産まれてこのかた桜を見なかった春はない。
そういうことなのかも。
日本人の中にある時計のような存在になっているのかもしれない。

そして本当に美しいと思う。
理由はわからないけれど本当に美しい、色気がある。
しとやかな、堂々とした美しさ。
今年の桜はなぜかまた一段ときれいにみえるのは私だけ?だろうか?

たくさんの桜の花の下では、かすかに桜の香りがする。

そわっとこころのどこかがするのです。

2011年4月11日月曜日

とらがあめ


個展を今度開催します。

最近盛り上がってきている
「ソーシャル雑居ビルOISO1668」
にて個展を開催します。

大磯駅から徒歩5分程のビルです。

会期は5月28日(土)から約一ヶ月。

大磯周辺で5月28日に降る雨のことを「虎ヶ雨(とらがあめ)」と言うそうです。
そんな雨を降らせようと思います。


28日にオープニングパーティーをする予定です。

詳細はまた決まりましたら
こちらでお知らせいたします。


気付けばもう時間がせまっている!
はやくいろいろきめなくては。

一ヶ月

あの地震から1ヶ月がたちました。
先程2時46分。

黙祷。



あっという間の一ヶ月?

ここ一ヶ月、今まで考えもしなかった、当たり前に思っていた
生活を取り囲むいろいろな事を考えた。

例えばいつも使っている電気。
小さい頃からこうこうと部屋を照らしている電気。
その先に在る世の中の事。

物事にはいろいろな面が隠れている。
そんな事を強く感じた一ヶ月でした。


ながーいながーい目で見て、
私がいつか子どもを産んで、
そしてその子どもがまた子どもを産む。
そしてまたその子どもが子どもを産む。
そんなすごい先のようなちょっと先のような未来の事を考えてみる。

自分の孫たちが見ている世界の事を想像する。
どんな世界なのだろう。

今当たり前にすいこんでいるこの空気はどうなっているのだろうか?
今「おいしいおいしい」って言って食べているご飯を
孫にもそう言って食べてもらいたいと思う。
微笑みが常にある世の中。

その気持ちはシンプルな願いだと思う。

あたりまえのことがあたりまえにできる世界。
空気をすいこみ、水を飲む、おいしいご飯を食べる。
昔々から人間がやっている変わらないあたりまえの生活。


変わる事によって変わらずにいれることがある。
って、このフレーズは最近人から聞いた。
受け売りだけど、本当にそうなのだ。きっと。

2011年3月30日水曜日

3.11 何かできること その2



















地震発生から20日間経った。
この3月は激しい音をたてて過ぎてって。
あっというまにもう4月になろうとしている。

2011年3月11日の出来事は一生忘れちゃいけない出来事だし。
忘れられない出来事だと本当に思う。

ありきたりの言葉だけど、
はやく、被災地のみんなが笑顔でおちついた生活ができるようになって、
街がはやく復興することを祈っています。
そして、当たり前に思っていたいろんなことをみなおして、
よりよい日本になって行く事を望みます。


先日もブログで少し書いた。
OISO1668でのチャリティーイベント。
「みんなでできることをすこしずつ。」について書こうと思います。

いつも大磯でお世話になっている
チョウハシくんや原さんの呼びかけで
地震発生後約一週間で3月20日に実現したこのイベント。
よびかけの言葉通り
「みんなでできることを少しずつ。」
できることをひとつひとつやっていくことは大切だな、と。
心底思った日でした。

地震発生から一週間は緊張感がずっと漂っていたし。
被害のほぼなかった茅ヶ崎でも、不安な日々でした。
やっぱり元気なかったと思う。

20日にOISO1668であったチャリティーイベントは、
元気でなくちゃいけない場所で、
元気がなくなっていた人達が元気を出すきっかけになったイベントだったと思う。

いつものピンク色のビルOISO1668が
みんなの気持ちが1つになっているのを見て、
なんだか誇らしく思っているように見えました。


この日は、たくさんの食べ物屋さん、雑貨屋さん、歌も、踊りも、ハンモックもお花も。
いろいろなお店が集まってチャリティーバザーをしました。
そしてたくさんの人が集まってきました。
私はいつも1階で展示している作品を販売する形で参加しました。
おかげさまで、私も作品が売れて、微力ながらも募金する事ができました。ありがとうございました。


この日、一番印象的だったのは
nicoさんのLIVEでみんなが音楽にあわせて踊ったこと。
私も近くに居た友達とかわいいちっちゃな女の子と手をつないで輪になって踊りました。
不安な気持ちが吹っ飛んだ瞬間でした。
そんな素敵な瞬間を音楽でつくってくれたnicoさんは福島から避難してきていたそう。
(20日のイベントの様子はこちらから。)

みんなの気持ちが集結して。
集まった義援金は、なんと、158,438円
こちらは日本赤十字へ寄付されました。

みんなのきもちがとどきますように!

元気を出して、自分のできることをしっかりやって、
すぐ隣に居る人も元気にして、それでその元気な輪が少しずつ大きくなって。
遠くまで届くといいな。と思った。そんな日でした。

2011年3月25日金曜日

3.11 何かできること その1


東北関東大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

3.11の地震の被害状況をTV等でみて、本当にショックを受けました。

私にも何かできないか?私にできる事ってなんだろう?

と思っていたところ。

大磯にあるソーシャル雑居ビルOISO1668で

チャリティーバザーを開催するとのことを聞きました。

私もこちらに賛同し参加することにしました。

このチャリティーイベントについては

→OISO1668 web site「みんなでできることを少しずつ」

私は、OISO1668の一階に展示してあった作品を販売する形で参加しました。

私もできる事を少しずつやってみたいと思います。

チャリティーバザーは20日の一日のみでしたが、

こちらで販売した作品は今後もチャリティー販売を致します。

購入可能な作品について詳細は

http://www.sayaka-i.com/others-1/をご覧下さい

なお、作品の売り上げの5割を義援金と致します。

購入希望の方は、

sayaka.ishizuka@gmail.com

まで連絡をください。詳細の返信をします。

作品の発送は入金確認後になります。

2011年3月24日木曜日

友人の版画教室

いつも楽しくお世話になっている吉田潤(よしだめぐみ)さん。
昨日も夕飯をごちそうになってきちゃった!
息子のひかるくんもいつも元気で、
私は吉田家に行くと元気がでるのです。
ひかるくんは最近一段と言葉を覚えて、おしゃべりになってます。
話してるコトバをリピートしてくれるので、
下手なことはしゃべれない。。キケンです。

そのめぐみさんは普段はやんちゃなひかるくんの子育てをしながら
木版画を制作して発表しています。
鳥をモチーフにした心あたたまる版画が多いんです。

今度茅ヶ崎で木版画教室を開くそう。

めぐみさんに木版画の話しを聞いて私は木版の幅広さを知りました。
そしてやっぱり木だからかな。
どこかぬくもりのある雰囲気を感じ取れる気がします。


この版画教室、4月からはじまるそうですよ。

場所:「茅ヶ崎ヨークカルチャースクール」
開講日:第2、第3水曜日 10:00−12:00
受講料:4200円
材料費:315円

内容:季節にあわせた葉書サイズの木版画をつくります。彫刻刀以外の道具を使った表現や、
色彩を活かす新技法にも挑戦できます。

無料体験授業:4月13日(水)10:00〜12:00 (材料費630円)


だそうですよ〜。

詳しくは吉田潤さんにメールで聞いてみてください→
baren_meg_book@yahoo.co.jp

めぐみさんのblog→http://baren-meg.blogspot.com/

あー、なんか版画ってあこがれるな。私も教えてもらお。

2011年3月1日火曜日

アトリエとまち


広いアトリエに夢が膨らむ今日この頃。

今のシェアアトリエの凸凹ハウスもとっても好きで。
なんともいえない愛をもって暮らし、使っている。
なかなか素敵なアトリエなのだけどちょっと狭い。
狭いのです。

アトリエの環境が作品に及ぼす影響は大きいと思う。
環境にあまり縛られず、大きい物が作りたいと思ったらつくれて、
小さい作品を作ったときでも小さな空間でみて判断するのと
大きな空間の中でみて判断するののは
出来てくる作品がぜんぜんちがうと思うし。
大きな空間にでも耐える作品がつくりたい。
作品が放つのパワーのようなものが強く出る作品がつくりたい。


というのも先日友人が念願のアトリエを持ったというので、
そのオープニングに行ってたのです。
そしたら広くて!
しかもそのアトリエ、格安でお借りしているとのことで。
なんともいい話。


その友人のアトリエは埼玉県の北本市にあって。
北本では最近「北本ビタミン」という文化によるソフト系の街づくり。
が行なわれているらしい。

そして先週末「おもしろ不動産」というイベントがあって、
友人のアトリエのオープニングはそのイベント開催にあわせて行なわれていました。
友達のアトリエを見るのを第一目的で行ったので
このイベントの全体像はいまいちつかめていないのだけれど、
北本に点在している使われていない物件で
不動産市場にもでまわらなさそうな物件を
アーティストのアトリエや発表場所に使っていて。
それを見て回れるというイベント。

アトリエ等はかなり大家さんのご好意で格安が保たれているそう。
それプラスこのプロジェクトのための資金でアトリエや発表場所の
ちょっとした改装費や修理費などの
最低限の初期費用がまかなわれているらしい。
スタートしやすいってのはいいな。と思う。

行政が関わっているプロジェクトがあるから
安心して大家さんは格安で貸してくれやすいのかな?
ランニングコストが安く出来るのは本当にありがたいことです。

経済状況が不安定で厳しい若手のアーティストが生活をし、
制作をして、アーティスト同士の繋がりも持てて
ゆるやかにおもしろいアーティストが寄ってくる。
そして拠点とする地域との繋がりも持てて。
その結果いい作品ができてくる。
まちが少しずつ活気づく。

いいな。この感じ。と思う。
私の暮らす湘南、西湘エリアでもこんな感じになっていけるといいな。

(写真は先日行った北本のどこか。
イベントに関わっていたスタッフやアーティストが
宿泊場所としていた家から見えた景色。
大きな一軒家にわさわさ人がいて山ほどのふとんがあった。
不思議な夜だったなー。)

2011年2月24日木曜日

新聞!

ビルのリノベーションを少しお手伝いして、
作品も飾らせてもらっているビル「OISO1668」
が神奈川新聞に載りました。

昨日2月23日の朝刊
そこそこ大きめに載っています。

webバージョンはこちら
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1102230030/

なんだかうれしいです。




そうそう。
1階の週末だけオープンする立ち飲みbar OISO 1668
の丸テーブルを二つ、先週完成させてきました。
こちらもデザイナーの長橋徹くんと協同制作です。
前に紹介したバーカウンターと同様
このビルをリノベーションしている時に出て来た廃材を使って作りました。
あと、barなのでワインのコルクや日本酒の瓶の蓋なども使用しました。

こちらのテーブルと似たような感じで
あなたのお家やお店にもテーブル等いかがですか?
オーダー受け付けます!


ちなみに明日は私の誕生日記念(?)で
bar OISO1668にて「スナックさやか」が開店するかもかも!?
きまぐれなので一瞬しかママをしていないかもしれないけれど。。

barは金土オープンしてますのでいつでも飲みに来て下さい。
お隣のイタリアンosteria il cieloのワインや、おいしいおつまみも食べれるし。
おいしい貴重な日本酒も気軽な200円から飲むことができますよ。
ぜひ〜。

2011年2月10日木曜日

OISO 1668(桃ビル)


大磯に楽しい場所ができました。

もともと歯医者さんだったビルを
リノベーションしてできた
「ソーシャル雑居ビル OISO1668」
という場所。

一階には
毎回ほっぺがゆるむおいしいパスタをつくってくれるイタリアン
「オステリア・イル・チェロ」 と
たまにオープンする(週末?)「立ち飲みbar OISO 1668」

2階はシェアオフィス
3階がギャラリーとワークショップスペース

軒先では冬季限定のやきいも屋さん「やきいも日和」も。


解体作業の頃からちょこっとずつお手伝いをしていたこともあって、
このビルの完成はなんだかとてもうれしい。

しかも、立ち飲みbar OISO 1668のバーカウンターは
私と長橋徹くんと共同制作したカウンター。
素材はすべてこのビルの解体時に出て来た廃材を利用してつくったものです。

自分達の作ったカウンターで飲むお酒はなかなか格別なもの。
新しい手作りビルで、手作りカウンターでいろんな人が集まって来て
いろいろな人との出会いがあって
わいわい楽しんでいる風景はなかなかいい風景。
お酒がすすみます。


そして、オステリア・イル・チェロ店内には
私の作品も飾らせてもらっています。
急遽なお話だったので、点数は少ないですが
新作をこれから増やして行こうと思っています。
こちらでは作品も購入することもできますよ!

ビルの階段踊り場には、眞壁陸二の壁画もあります。

これからどんどん楽しいこと増えていきそうな。
OISO 1668

夢が広がって、そして夢をかなえることのできる場所になりそう。
どんどん盛り上げてこ!

2011年1月28日金曜日

友達のこと


明日は東京へ行く。
風邪っぽいけどちゃんとはやく出かけていろいろみてこよう。

広島の頃からの友人で、制作をつづけていて、
精力的にがんばっている友人の一人、
池田衆くんが、東京ワンダーサイト本郷で個展を開催中。
それを明日はみてこようと思う。

彼の作品は写真を切り絵のように切り抜いてできている作品で
とても繊細かつ綺麗。
写真の画像と切り抜かれた草花の模様がうまくからんでいる。
根気のいる制作をこつこつと続けないとできあがらない。
私には絶対にできないような作風。
だからちょっとうらやましい。
だけど彼の作品は純粋にきれいだなー。
と思って好きなのです。

そして高校生時代の頃から絵を知っている数少ない友人の一人なので、
昔からかわらない彼らしさや、
作品の変わって行き方をみるのが毎回楽しみ。

今回はまた新たな試みをしているとかで、
またまた楽しみなのです。

いつも刺激をもらっているアーティスト。

会期は残りわずかで1月30日(日)まで。
ぜひみに行ってみて下さい。

池田衆 個展  ”trivial today,transient tomorrow”
2011年1月8日(土)ー1月30日(日)
11:00ー19:00(入館は閉館の30分前まで)

会場:トーキョーワンダーサイト本郷 (東京都文京区本郷2-4-16)
御茶ノ水駅(JR総武線、東京メトロ丸ノ内線)
水道橋駅(JR総武線、都営地下鉄三田線)
本郷三丁目駅(都営地下鉄大江戸線、東京メトロ丸ノ内線)
各駅よりそれぞれ徒歩7分

池田衆くんの制作日記 http://shuikeda.exblog.jp/

2011年1月27日木曜日

okeba


湘南の酒造といえば、熊澤酒造さん。
湘南ビールとか日本酒の天青をつくっている所です。


その敷地内に
okeba gallery & shop が27日にオープンします。
このokeba(オケバ)は湘南近辺を中心に活動している
アーティストとクラフフトマンを紹介するスペース
です。

もともとお酒をつくる為の桶をつくっていた場所を再利用した場所。
だから名前は「okeba」
とっても広い空間です。
ギャラリー、古道具家具、古ブックコーナー、ワークショップルームを併設している
オルタナティブスペース。

とってもかっこいい空間なんです!
古道具のコレクションも、私の心をくすぐるものばかり。

そんな空間の中に私の小作品達を設置してきました。
今日は3点のみしか設置してきませんでしたが、
これから2月中旬にかけて少しずつ数を増やして行く予定です。

クラフト系の作家さんのアイテムも欲しいものばかり。
困った〜。

熊沢酒造さんの敷地内には
モキチトラットリアというイタリアンレストランと、
天青という和風創作料理屋さん。
あとパン屋さんもあります。

魅力的なものがたくさんでにやけちゃいます。

湘南近辺へお出かけの際はぜひお立寄りくださーい。

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詳細↓

ギャラリー&ショップ オケバ

場所:神奈川県茅ケ崎市香川7−10−7
   (茅ヶ崎の北。相模線香川駅より徒歩10分)

問い合わせ先:okeba@kumazawa.jp

11:00〜17:00
水曜定休日


作家:
クラフト系
帽子 sashiki、黒田真琴、
革鞄 nim、not factory、
ガラス  blackcoffee、IPADAガラス、詫摩まり、大谷佳子、
陶  宮崎和佳子、
靴 mar-works
藍染 LITMUS

ファインアート系
眞壁陸二、高根友香、石塚沙矢香

(1月27日現在)

熊沢酒造Website : http://www.kumazawa.jp/


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いろんな交流がうまれるといいな〜。
と期待しています。



2011年1月19日水曜日

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遅くなりましたが、
あけましておめでとうございます。
2011年もどうぞよろしくお願い致します。

年が明けてからあっという間に半月以上が過ぎて。
もう一月も後半にさしかかっています。

おかげさまで年末年始も大忙しで
日々作品制作をすることができ。
いい一年のスタートをきれた。
と思っています。

ラマでの個展が終って、農家での制作。
と走った一ヶ月ちょっと。
今年の目標などそういえばちゃんと考えてないな。

昔小学生か中学入ってすぐくらいの頃、
なんとなく油絵が描きたくて山の景色の絵を描いた。
その山の絵はどこかの景色をみて描いたわけでもなく、
写真を見て描いたわけでもなく。
単純に自分の頭の中でイメージした風景を絵に描いた。

そしたら数年後、
父の転勤で広島へ引っ越したのだけど、
その引っ越した家の自分の部屋からみえた山の景色が
その絵と同じ景色だったのでした。
同じ形の山がその部屋の窓からもみえたのです。

イメージしたことは現実になる。

今年のイメージを具体的に描こう。
この一年、私はどんな私になりたいのだろう?
何をすべきでなにをどういうふうにしたいのだろう。
もう一度考えを明確にしてみよう。

(写真は春日部のイベントスペースの農家の照明作品。
農家の倉庫に眠っていた傘を使用。土間の照明です。)