2008年12月10日水曜日

空き家片付けその1


秋の越後妻有の事をすっかり書いていなかったので、
まずその1。

09年夏の芸術祭に向けての準備の第一段階は、
作品設置場所になる、池沢集落にあるの空き家のお片づけとそうじと冬支度。

もともと06年の作品があった空き家が私の作品設置場所です。
まず、06年の作品の片づけから。
これがなかなかてごわかった。。

あとは家の中に残る大量の品々を片付ける。
長く放置され、ほこりをかぶり残るものたち、
地震でとまった家の時間の、濃厚な空気の中で作業を進める。
ちょっと、心の奥のほうがごそごそする気分。
そんなこんなで作業を進めていった。

ひととおり秋の作業が終わってから作業前の家の写真をみると、、
よくここまでやったなぁという感じ。
かけあし作業スケジュールの中
手伝ってくれたみなさま本当にありがとうございます。

秋の妻有の空気を満喫しながら、そういえば楽しかったなぁ。
なんて今になって思ったりしてます。

10月5日に空き家片付けのお手伝いをしてくれた
上原くんの「フォトレポ」に
かなりわかりやすく詳しく登場しているので、ぜひこちらみてみてください。
http://twm.maturium.net/report/tumari50/index.html

2008年12月9日火曜日

いちょうの葉

金色のいちょうの葉っぱが、玄関の前一面に落ちています。
玄関の曇りガラス越しにもきいろがみえて、
いつもより外が明るくみえます。

今日はタカネと二人ででこぼこハウスを大掃除。
気になっていた所を片付けて、ぴかぴかにしました。
自分の部屋でぴかぴかキッチンを想像するとうれしくなります。

年明けから新しい同居人が決まり、
うちもすこし新しい風が吹きそうです。

今年もあと少しで終わり。
今年もたくさんこの家ににお世話になったので感謝をこめて。
来年もよい年になりますように。
よい風が入り込んできますように。

2008年11月25日火曜日

やすみ

楽しいことをやっているはずなのに、
だんだんそうじゃなくなってくるのはよくない。

忙しい忙しいと言いながら、
ここのところ過ごしていたけれど、
もう少し生活のリズムとか、身体のこととか、こころの余裕とか、
もって過ごしたいとやっぱり思う。
ブログぐらい書けるような心持ちじゃないとだめだなと思った。

少し心を落ち着けて過ごしたかったので、
この三連休は久々に妻有にもいかず、人を集めて制作もせず、
やりたかった他のことをして、少し息き抜きをしてみた。

おかげで今日一日はすごく新鮮な空気をすって一日過ごせた気がします。

なにがよくて制作しながら生きてゆこうと思っているのか?
そんなことを再確認できるような、そんな風景を今日の夕暮れ時に感じた気がする。
いつもの仕事先のいつもの道を落ち葉を踏みながら歩いているとき
あまりいつもと変わらない風景なのだけど、
今日は確かに違う新たな空気があって。
なんだかそれがとてもきれいな空気だったと思う。
その空気をひとりですいこんで満足した気分になる。

今日のこんな気分を忘れないでおこうと思う。

2008年10月31日金曜日

静かな夜

お風呂の熱いお湯が冷えた身体にじんわりしみる季節になりました。
今晩はぐっと冷え込んでいるような気がします。

今日は、ラジオも音楽もかけずしーんとした家で
1月からのニュージーランドでの作品のことを具体的にイメージしています。
静かな夜の空間は頭の中の世界をすこし柔らかく広げて行ってくれる気がします。


気がつけばNZ行きもあと2ヶ月ちょっと、
妻有の準備もしつつ、NZのことも進めていかなければ。

このNZレジデンス。行ったとたんに発表がはじまるという感じ。
はじめての海外での制作、慣れない土地でどこまでできるか楽しみです。


次の日記では10月の妻有の準備報告をしたいなと思います。

2008年10月2日木曜日

稲刈り


今日は気持ちのよい秋晴れです。
今朝の庭は、鳥たちが賑やかです。
うちのまわりは名前は知らないけれどいろいろな種類の鳥がいるみたい。

この前も少し書きましたが、9月20、21日の稲刈り報告です。

今はだいたいの田んぼは機械が入って行うそうですが、
機会が入れない山の田んぼや機械ではかりきれない隅っこなどは手刈りをするそう。

先日は体験ということもあり手刈りをしていきました。
こちらも、田植えや草刈りと同様「ひたすらやる!」
という感じでした。
鎌をもってざっくざっく刈っていきます。
在る程度の束になったら数本のわらで束ねます。
束ね方を教わってもどうも理解できず、半日ほど苦戦しました。
地元の方々はくるっとかっこよく稲穂をまわしてたばねていきます。
この姿はなかなかかっこいい。
そして刈り終わったら、はせかけをします。

はせかけは高い所に居る人に下から稲の束を投げる。
という作業があります。
下から投げるのは昔から女の人の仕事だそう。
これがまたなかなかむずかしいのです。
稲穂を少し曲げてバネにし、さらに遠心力を使って投げます。

終わってみると、なんだかいろいろなところが筋肉痛。
私が稲刈りをしたのは一日半ぐらいのものですが、
この作業をすべての田んぼが刈り終わるまで毎日のようにしていた昔の人達はほんとうにすごい。

黄金色の稲穂とおいしいお米はこうやって昔からできているのだなあ。
と帰宅し、疲れたからだで思いました。

今週末、私は参加できませんが先日の稲刈りの稲穂のはせはずしがあるそうです。

2008年9月25日木曜日

彼岸花

秋まっただなかです。
すごくきもちいい風がふいていて、
夕焼けのオレンジがとてもきれいです。

前ぶれもなく彼岸花が出て来て赤い花を咲かせています。

今日はここのところのハードスケジュールで
からだがいう事をきかずちょっと臨時休憩です。

ブログをさぼっていたこの一ヶ月は息つく暇なくという感じ。

まずは越後妻有の為に自動車学校に通い出しました。
私が運転!?
というのが2ヶ月前じゃ想像もしていないことです。
あとちょっとで免許取得予定です。(実践で使えるかはかなり不安な腕前ですが)

そして年明けの約2ヶ月間、
ニュージーランドのウェリントンへのレジデンスが決定しました。
こちらは、トーキョーワンダーサイト青山の交流事業プログラムに通過し決定しました。
今年の1月2月は夏の南半球へいってきます!
わくわく。
しかしながら、できない英語を勉強しながらのやりとりで、
脳細胞がこれ以上ないぐらいの働きをしてくれています。
中学英語をもう一度やり直したい気持ちでいっぱいです。

そしてそして、先週末は待ちに待った妻有の棚田の稲刈りにいってきました。
黄金色の稲穂がうつくしい景色をつくっていました。
今年は近年まれにみる豊作だそうで、
「大きな口を開けてでごはんがたべれるなぁ」
といって地元の方々はよろこんでいました。

※お米まめ知識
今年はひとつの稲穂に140粒のお米がついていました。
例年の平均は120から130粒だそうで、不作の年は70粒の時もあるそうです。
今年はすごい!

2008年8月25日月曜日

サポーター募集!

先日のBlogにもかきましたが、
来年の夏に開催される
「越後妻有アートトリエンナーレ大地の芸術祭2009」
に出品致します。

作品は、妻有の空き家で、お米でつくった糸をインスタレーションをします。
お米への尊敬の気持ちを込めながら制作します。

そこで、ボランティアスタッフを大募集します。
今から関われる人、数日のみ関われる人、会期直前に関われる人、
時間はあまりとれなくても、手伝って頂ける人が一人でも多ければとても助かります。

どんな方でも、手伝ってみたいと思う方は、
私石塚まで連絡お願いします。
メール→sayaka.ishizuka@gmail.com
(携帯知っている人は携帯でもOKです。)


だいたいの手伝いの内容は。
・空き家の片付け、そうじなど。
・お米の糸をつくる作業(細かい作業からおおまかな作業までいろいろあります。)
・会期直前にお米の糸を設置する手伝い。

無理せず、楽しく、作業できるようにしたいと思ってます。

詳細のスケジュールはまだ決まっていないのですが、
今年の秋からスタートします。
決まり次第ここでもお知らせします。

お米の糸をつくる作業は、今から会期までひたすらつくるので
月一回でも二ヶ月に一回とかでも大丈夫です。
当面は、辻堂にある私の自宅兼アトリエの凸凹ハウスにて行う予定です。

ひとまずは、みなさまのご連絡おまちしています。

2008年8月18日月曜日

妻有

夕暮れ時にハーモニカの音が響く。
涼しい風に包まれて。心地よい。

お盆を過ぎたとたんに秋を感じる風になった。


先々週、越後妻有へ行ったとき満点の星空を見て、
そしてたくさん流れ星をみた。
越後妻有がとても好きだと思う。

来年の夏、越後妻有で作品を制作し、発表できることをありがたく思う。
これからだんだん制作も忙しくなってきて、
また、妻有という地域の大変な面もたくさん知る事になるだろうと思う。
きっと冬は雪深く、
田んぼの農作業は一日二日体験したぐらいでは予想がつかないくらい
大変な事なのだろうと思う。

私が妻有で、作品で伝えたい事、
最初に強く思った事を忘れずに。
でも、状況に柔軟に対応して、
感じたことを素直に受け入れて。
たくさんの人々との出会いを楽しみに。
そうして作品をつくりあげていきたいと思っている。

まずは問題点をクリアにして、
それを、ひとつひとつ解決していかなきゃな。
と思う。

2008年8月12日火曜日

草刈り


越後妻有へ田んぼの草刈りをしてきました。
稲は予想以上に元気に、大きく成長していました。
お米になる部分もだいぶ出て来て
小さな小さな白い花を咲かせているのもありました。

今回は田んぼ脇にわっさわっさはえた草を鎌でひたすら刈る。
ひたすらざっくざっくと。

暑いのだけれど吹く風は涼しい。さわやかな暑さ。
さわさわとゆらめく成長した稲をながめる。

昼間の暑いうちは虫達も草の涼しい陰に隠れていて、
夜、涼しくなると田んぼの稲のほうへ入っていくらしい。
稲に虫がつかないように、虫のすみかの草を刈るのだそう。

田んぼ脇の水路には、いろんな生物がいて、
草刈りを一緒にした家族の子ども達がひたすらそれを穫る。
おたまじゃくしやたいこむし、げんごろう、ヤゴ、ヤモリの赤ちゃん。
はじめてよくよくその生物の形を見る。
へんな形をしてるけどかわいらしい。
こどもはトンボもひたすら穫る。
泥だらけで虫取り網をもって元気に走り回る子ども。
夏休みの風景。

2008年8月7日木曜日

うろこぐも

あつい。
こんなにあついのに、暦の上では秋だとか。

あついあつい。
と思ってふと空を見上げたら秋の雲、
うろこ雲が空高く浮かんでいました。
その瞬間すーっと、涼しい気分になったような気がして。

でもあつい。

明日の夜から春に田植えした田んぼの草刈りをしに越後妻有へ行ってきます。

きっと、大きく育ってるんだろうな。
わくわく。
秋の収穫の時期も、ちょっともたもたしてたらすぐ来ちゃうのだろうな。

2008年7月29日火曜日

雷の日に

空が時折光る
そんな中、辻堂駅のホームにおりる

雷の鳴る日はどこかで異空間へ続く穴が開いていると思っている。
入ったら帰って来れない
そう思うのは幼い頃近所で起きた事件のせいかもしれない

今日は東京へ行って来た。
用事があって東京へ出かけるようになったのはよい事のような気がする。
少し背筋がしゃきっとしていい。
そして帰って来てここの空気は心地いいな、と感じる。

今、重松清の「流星ワゴン」
という本を読んでいる。
死んじゃってもいいかなあ。
と思った38歳の男が不思議なワゴンに乗って人生の岐路となった過去の場所へ旅をする。
という内容のお話。

人生の分かれ道について考える。
もしかしたら私にとって今日はすごい大きな分かれ道だったりして。
と思ったりする。
今までに知らないうちにたくさん大きい分かれ道や小さい分かれ道があって
そうして私は今に至るけど
ちゃんと後悔のないような行動をとってきているのか?
と考える。

もしかしたら人が選択しなかった道が
雷の日に開く黒い異次元への穴に吸収されていっているかもしれない。
もうかえることのできない分かれ道の片割れが黒い穴へ吸い込まれて、
ここではないどこかで違う私の人生を進めているかもしれない。
そんな事を考えた。
もし私がどこかで二つの世界をみることができるのなら
穴に吸い込まれなかったこの世界に居たいと思っていて欲しいと思う。

2008年7月28日月曜日

夏の通り雨


あついあついと思っていたら
突然の雨

布団も洗濯物もいそいでとりこむ
今朝の早起きのおかげで
洗濯物はほとんど乾いている。

夏がすきな理由のひとつは洗濯物があっというまに乾くことかもしれない

通り雨のあとは涼しい風が吹いて本当に心地よい。
優しい風。

本日の制作はお米に虫がつかないようにする実験を進めること。
とうがらしの力を借りて実験中

とうがらしをお酒に漬けた身体に優しい虫除け、
果たして効果あるのか?どうか。

そんなこんなで、今日は作業がはかどりそうな予感

2008年7月25日金曜日

あつさ

あついです。
こうしてパソコンに向かっているだけで汗がでてきます。

風は心地よくそれが救い。
レースのカーテンが風でめくれると
夏の日差しに照らされている庭の緑が目に飛び込んできます。
今日は、さすがの私も扇風機を組み立てました。

こんな暑い中、やらなくてはいけないことがたくさん。
なかなかはかどりません。。
夏バテしないように日々過ごす事で精一杯な感じ。
ちょっとずつでも、やるべきことをすすめなければ。

2008年7月15日火曜日

ワインの日

昨晩は、バイト先でいただいたおいしいワインをバイトの人たちと一緒にうちで飲みました。
赤ワインが3本に白ワインが2本あって
はじめて飲み比べということをしてみました。

ちょっとワインに詳しい人の指導で、
コルクを抜いてから一時間ぐらい待って。
おりを沈めて、デキャンタに注ぎそれからワイングラスに注ぐ。
はじめての飲み方。

ホントに香り風味がそれぞれに違っていて
値段によって、味の深さがぜんぜん違う!
しかも、みんなで用意したおいしいお料理とおつまみで感動のディナータイムでした。
ひとつ大人になった気がします。

わいわいみんなで、ワインの飲み比べ。
やっぱり、お酒はよいなぁ。そして大人っていいね〜。
としみじみ。

2008年7月8日火曜日

ねがい

遠くで太鼓の音が聞こえる。
お祭りのお囃子の練習かな。

先日は海から濃い霧が出て来てとても幻想的な街の風景をみた。
潮のかおりを含んだ湿り気のある空気はとても心地よい。

昨日の七夕では、魂をこめたお願い事を3つした。
家のみんなで短冊かいて、玄関の前の笹にくっつけた。
かなうといいな。
昨年は4つのうち3つ願いがかなった。
(残りの一つは私が死ぬ頃に叶ったかわかる願い事)
だから、七夕のお願い事はなめちゃいけません。

ことしもみっつ全部叶いますように。

願いをかけると自分が何を強く求めているかよくわかる。
自分の意思を確認するのにとてもいいな。と思う。
そして、最近よく思うのは自分が「なんか嫌だな。」
と思う感覚というのもしっかりもって、そこを解決していく事って必要だな。
って思うのです。
嫌だと思う事はしないほうがいいっていう人もいるけど、それはなかなか難しいから。
(もちろん嫌な事をしなくてもすむようにそこに向かっているんだけど)
嫌だな。と思った感覚に麻痺しないように進んでいかなきゃいけないと思う今日この頃です。

2008年7月4日金曜日

ことば

海外へ行って、英語が聞き取れなくても、
いろいろうまくしゃべれなくても、

極端な話、自分の言いたい事だけ英語で言えればいい。
人の言う事は聞けなくてもやっぱ自己主張できなきゃ海外ではやっていけない。

と、今日聞いて。
自分の作品のことを、英語にして、それを丸覚えしとこうかな。
と、思った。
その前に、私は日本語でも伝えたい事がうまく伝えられていないな。
と、思う。
相手に簡潔に、自分のやっている事を話して伝えるというのがうまくできない。
日常生活レベルでも、うまく伝えられないことがたくさんあるのに。
まして、自分の作品の事となったら、ますますうまく話せた気がしない。
たくさん話したい事があるのに、
もしかしたら、話したいポイントが多すぎるのかも。
脳みその「私の作品について話す」って領域が
あれもこれも、ってみんなが外に出たがって、
結局あせって人に伝わりにくいことから話しはじめてしまう感じ。

もう少し人に話すってことを訓練しなくちゃな。
順序だてて話すことが、どうやらとても苦手みたい。

言葉でうまく言えないから作品をつくるのだけど、
話す事、自分の事をコトバで伝えることはとっても重要だな。
と、つくづく思った今日でした。 

2008年7月1日火曜日

つつまれる

私は幼い頃から絵を描くのが好きで、
絵を見るのもとても好き。

絵を見た時に絵の空間の中にひきこまれ
自分がその絵の中の絵の具や色彩、空間に包み込まれている感覚。
そういう時はその絵の中に描かれていないけれどいろんな物がみえる気がする。

どきどきするのはそういう時。

雪が空から降ってきて包まれた時。
雨が降って水に包まれている感覚。
桜の花びらか散ってそこら中に舞っている時。
風がふいて空気に包まれている事を感じる時。

小学一年生の時、クラスに賑やかで目立ちたがりの男の子がいて、
いつか席が隣になった。
他の女の子はその男の子の隣になるとうるさくって、とても嫌がるけれど。
私はぜんぜん嫌じゃなくて、なんだか心地よかった。
声、がすぐ近くにあって、人間っぽさに包まれていてよかったのだと思う。

空気が震えている、空気が動いている。それらに包まれる。
そういうことが心の奥底の何かをぐっとつかむ。

2008年6月17日火曜日

風とおる日に

最近はPCの前に居る事が多い。
ポートフォリオ作ったり、文章を書いたり。
苦手なことがぞろぞろ。
こういう作業を抜きにして好きな事だけできたらいいのにな。
と思うけど、しょうがない。
苦手な事も少しずつ上手になってくるから、それを楽しみながらいこうと思う。

最近は外に出ると心地よい風が通り抜けて
今自分は地球にたっているのだな。
と感じる。
大気の動きを感じるのはとても爽快な気分。

はやく、デスクワークを終えて手を動かしたい。
作品制作を具体的に進めたくてうずうずする。

2008年6月16日月曜日

おぼえがき

私は、アルバイトで大学の研究室に行っている。
その研究室は私のやっている美術とは離れたことを研究していて、
でもよくはわからないけれど、とてもクリエイティブな研究をしている。
遠くの方で耳の片隅に入ってくる言葉が私にとって為になる言葉だったりする。
先日のゼミ中に先生が言っていた事を書いておこうと思う。

自分のやっている研究、核となる研究のファイルを一つ作り、
(ファイルがたくさんあって散らかっていてはダメ、一つにして、デスクトップは片付いている事が理想)
毎日開いて考え、それを少しずつ書き足していく。
毎日そのことについて必ず考える習慣を作る事。
それをするのが楽しいと感じれるようになるのが研究者として続けていける素質になる。
これを30年続ければ、ちりも積もれば山となる。
すごい成果になる。

毎日例えば午前は文章をかく、昼間は人と会う夕方からは実験をする。
このように在る程度自分にあった内容で一日のスケジュールを決め習慣化する。
朝の方が頭が冴えてるから文章を書くようにするとか、眠くてもできることを夜やる。とか
そういうことを決めてみる。

35歳までは、お金がなくても、自分の好きなように時間を使い自分の好きなことをとことんやってみる。
35歳ぐらいになれば自然と結果が出始めて、いやでも忙しくなってきて
自分の好きなように時間が使えなくなってくるから、20代から30半ばまでにすきなように時間を使う。

上の文をちょっとかえて自分のやっている言葉におきかえてみると、
なんだか良いアドバイスを聞いた気分。

今日はちょっと、
自己啓発本の文みたくなっちゃった。。

2008年6月9日月曜日

ふる

久々に雨にぬれて歩く。
夕方出かける時に遠くで雷が鳴っていてあやしい雲行きだったけど
傘ももたず歩いてでかけた。

生温い風の中、降る雨はここちよく
雨粒のひとつひとつを感じることができる。

重力にひかれておちてくる雨粒とそのラインはとても気持ちのよい風景。

絵をたくさん描いていた頃よく雨の絵を描いていた。
雨の日はたくさん絵を描きたくなる。
雨の街の音と、雨粒の音、水の粒がそこらじゅうにある空気。
水が空からあふれてくるのは、
空がなにかしらの感情で心がいっぱいになってしまっているのだろうと思って絵を描いた。


ふってくるもの。

いやおうなく全身がそれに包まれてしまう。
重力には逆らえないし、溢れ出る物は私にはとめられない。

どこかがいっぱいになって粒があふれおちてきている。
そして私はそれに包まれる。
その粒は目に見えないなにかがぎゅっとつまっていて、
私はその何かが何かみつけようとする。

2008年6月7日土曜日

晴れ間に

梅雨の中休み。
庭に出ると夏に近づいてきていると確かに感じる。

庭の畑ではもう野菜ができて、今日あたりピーマンが収穫できそう。
トマトもまだ緑だけど身が大きくなってきている。

これからが楽しみ。

明日からまた雨が続くそうで、
この雨を吸収してどんどん野菜も大きくなればいいな。

梅雨があけたらみんなでバーベキューでもしようかな。

2008年5月26日月曜日

田植え

田植えにいってきました。

越後妻有の室野にある棚田に手でお米の苗を植えてきました。

はじめて入った田んぼの泥の感触は気持ちよく、
鳥の声と蛙の声に包まれて
田んぼの水面に手があたる時の
ちゃぽちゃぽ
という音が耳に心地よい。

植えているとすごく夢中になってただひたすら進もうとする。
無心で植えている時もあれば、今田んぼの中に居ることも忘れて、
まったく違う事を考えていたりしながら、でも進む。

お昼においしいおむすびを食べ、
おいしい空気をすいこみながら
秋の収穫に想いをはせる。

案外たのしく、そんなに疲れもせず。
田植えの後は、泥と汗を流しに松之山温泉へ。
二日目は雨の中での作業だったので、ほんとに身体がじわっとあたたまり。
温泉がからだにしみわたりました。

今回はすべて苗も用意されていて
私たちはただ植えるだけだったけれど
この苗を育てるのもたくさんの手間がかかっているわけだし、
植えた後も田んぼのまわりの草刈りをしたり、
水の調節をしたり。
お米作りはやはり大変なことだそうだ。

とくにこの棚田のある地域は、田んぼ作りがまず大変だそうで。
「コメづくりをする。」
というよりも
「田んぼづくりをする。」とよく言うそうだ。

地元の人の話を聞いていて特に印象に残ったのは、
水の確保について。
棚田の上の方の田はポンプなどで水をひき上げてきていて、
水がひいてこれないたくさんの田んぼがあって、
どんどん使われなくなっていってしまっているということ。

また梅雨が終わってあまり雨が降らなくなると田んぼがひからびてきて
割れてしまう。
そのひび割れが深くなりすぎると田んぼに水が溜まらなくなり、
その年だけでなくこれから先も使いものにならなくなってしまうそう。
常に田んぼを潤わしておかなければいけない。
水と田んぼはすごく大切な関係と言うことをはじめて知った。

他にもいろいろなことを聞いてとても為になる田植え経験をしてきました。
ぶよにもたくさん刺されたし。。

次は夏の草刈り。
稲の成長が楽しみです。

2008年5月23日金曜日

そろそろ

考えてばかりいないで
そろそろからだを動かしはじめなければ。

と、いうことで。
今週末は越後妻有の棚田で田植えをしてきます。
2009年の夏に向けて始動です。

動き始めようとすると、なぜだか頭の方も少しスピードアップするようで
ここのところのいろいろ散らばっていた考えや不安な事が
少しずつ整理整頓されてきて
考えがある一方向にむかってすっきりとまとまってきた気がします。

もしかして、プチ5月病だったのかなぁ。

考えがまとまってくると、急にあれもこれもすべきことが思い浮かんで、
なんだか夜更かしをしてしまいます。

ということで、そろそろ眠ろうと思います。
田植えは思った以上に体力を使うといううわさ。
睡眠ぐらいはしっかりとっておかないと。

2008年5月14日水曜日

来客

畳の上でごろんと一回転して、
ふと窓の外に目をやったら
新緑の葉っぱの上に木漏れ日がさしていた。
雲がどんどん流れて青空がみえて、

今朝の雨がどっかへとんでいった。

先日のお客さまは、とっても素敵なお二人で
うちの居間で楽しくお茶をした。
美しく年をかさねている、憧れの年上の二人。

同年代の女の子の多くが普通にしている生活とはちょっとだけちがう私の生活は
わがままで
やっぱり作品を作っていくってことが中心、
不都合がある時もあるし、不安になったりする時もある。

そんな生活に少し自信をもてるような
そんなメッセージを二人にいただいた気がする。

笑いながら強くなる。
そんな言葉がふとあたまに思い浮かんだ。

2008年4月24日木曜日

眠りについて

ここのところ、少し心と時間に余裕があるようで、
規則正しい生活をしてみようと思っている。

早寝早起きをなるべくできるように。

3食をちゃんとした時間にとって、食べすぎたりしないように。

睡眠はやっぱりたくさんとった方が昼間の集中力がちがう気がする。
良いアイデアも出てくるらしい。
天才はよく眠るっていうし。

たくさん眠ると、身体が気持ちいい。
空気が頭と血のなかを正常に通り抜けて行く。
眠り過ぎには要注意だけど。

はやめにお風呂に入って、
眠る前のひと時が自分が今何を考えるべきか、すべきかが、
すっと考える事ができるような気がする。

2008年4月17日木曜日

桜満開の高田にて




高田での3日間の展示写真です。

今回は、実験的に
同居人にスライドを借りて、やってみたかったことをやってみました。

いろいろ、もっとこうなれば‥。こうすれば‥。
っていうことが多かった気がします。
でも、いつもと違った気軽さと初めての方法で楽しかったなぁ。

最終日の日曜日は高田の本町商店街でもイベントをしていてかなりの人出。
こどもたちが作品のなかを飛び回っていました。
作品は、絡んだり落ちたりしてましたが
作品の中でこどもたちがはしゃいでいるのをみて
なんだか嬉しい気分。

飛び入りで設置の手伝いをして下さった、中野さんにも大感謝。
町の人と作品の前で話す事も多かったなぁ。
率直な作品感想がとても為になるし、
人生についてちょっとお話ししたりして。
お花見もできたし、ゆるい感じでなんだか心やすまるよい滞在でした。

2008年4月14日月曜日

一生に一度は!



高田から帰ってきました。

私の作品はさておき、高田城の桜は感動的でした。
ちょうど満開の時期とあたり、
いままでみてきた桜のなかで一番!

一生に一度は高田城の桜をみにいったほうがいいと思う。
こんなに感動したのは何ぶりだろう?
というぐらい、ずっと感動しっぱなし。
3日間も連続でお花見。贅沢な時間でした〜。

三大夜桜の名所というだけあって夜は格別。
お堀に映る桜とピンクの提灯と屋台の光が幻想的。
違う世界の物語の中に入り込んでしまったかのようでした。

2008年4月2日水曜日

さくらの季節に展示します

バイト先の学校へ行ったら新入生のサークルの勧誘で、
今までみた中で一番キャンパスに人があふれていた。
お祭りさわぎ。

出会いの季節ですね。

街では、あっちでもこっちでも花がさいて遠くには富士山がみえて。

そんな風景を眺めながら、高田の作品の構想をつめる。

今回は、自分の内面にあるもの、
自分の持っている記憶とかを強く出した作品を作ろうと思う。

3月の大阪の「ささやきたち」
は、自分自身を多く出していない作品で、
かなり場所の発する言葉に忠実に、
もちろん自分のフィルターを通して創った作品だけれど、
北野家でやること。
というのを特に大切にしてつくった。

今回高田では、久々にたくさん遊んでみようと思うし、
手法としても新しいことを少ししてみようと思う。

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「城下町高田花ロード春の巻」 
会期:4月11、12、13、の3日間
場所:新潟県上越市本町商店街

高田駅前の商店街です。
私は本町4丁目。

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高田城のお堀の桜が名所で、この時期が見頃のようです。
是非!お花見も兼ねてみにきてください。

2008年3月31日月曜日

春の雨あがり

春の雨がやんだので、
外へでてみた。

桜とミモザが満開の公園はひとけがなくて
しっとりとした空気がすがすがしい。
桜の下に行くと、さくらの花の香りが立ちこめていた。

今まで、さくらの香りを認識したのって食べ物とかでしかなかったけど
今日はじめて花から香る桜の香りを知った。
いっぱいいっぱい香りをすいこんで、
身体中を春にしてみる。

駅前の花屋さんでルッコラの苗とお花と、
大阪の雑貨屋さんでみつけて一目惚れしたグリーンネックレスを発見してすぐ購入。

基本的に植物を育てるのが苦手だけど、今回は枯らさないように心に決める。
ルッコラはすてきな食卓のおともになってくれそうだし、
いざ、食料がなくなっても大丈夫!

最近、庭ではこれから野菜を植える為に地道に土作りをしてます。
これがなんだかわくわくして楽しい。

こんな春の休日は次の作品を作る為の栄養がいっぱい。
庭の畑のように、たくさん栄養のある土をつくろう。
そして気持ちもあらたに4月の高田での作品制作をがんばろう。
と思うのです。

2008年3月17日月曜日

かおり

沈丁花の香りがする。

春がそこら中にあふれていて、
うれしくなっていつもと一本違う道で家まで帰る。

ミモザが咲いている。
ミモザの黄色は黄色の中で一番綺麗なきいろの気がする。


大阪アートカレイドスコープはおかげさまで大変好評を頂いているようで、
新聞にも載ったとか?
関西方面の方、何か情報があったらお教えください。

はなれていると、なんだか私の作品がとても多くの人に見てもらっている事に実感が湧かないのだけれど、

今週の20日には会期も終了です。
なんだかなごり惜しい気もします。

まだの人は是非。明日火曜日はお休みです。

2008年3月14日金曜日

うめゆき

確実に季節はかわっていっている。

外は春を感じる嵐で、
雨音が少しとろんとした温かみをおびている気がする。

今日午前中の雨の合間にみた梅の木はもう花が散りはじめていた。

白梅の花びらがまって下の湿った道路に落ちている風景が
雪がはらはらと降って積もっているようにもみえた。

桜の花びらよりも小振りでかわいらしいはなびら
もうきっと、次の冬まで雪はみないだろうな。
と思う。

2008年3月11日火曜日

めまいくるくる

大阪カレイドも設置が終わったし、
先週末は心に余裕をもって美術館へ。

竹橋の近代美術館「わたしいまめまいしたわ」と
東京都現代美術館の「川俣正 通路」
メゾンエルメスのサラ・ジー[Sarah Sze]展へ

なんだかおなかいっぱいの3本立て。
わたしいまめまいしたわは何故かこの展覧会のタイトル口に出して言いたくなるこのタイトル。
今気づいたけど後ろから読んでもわたしめまいしたわ。だ。

めまいしそうになる瞬間そんな瞬間が訪れる事を期待して、わたしは制作している気がする。
めまいにふっとなりそうになる時、作品に何かがふきこまれるのかも。
人間で言うと血のような。もの。
そんなことを考える。

現代美術館では、川俣さんは、あらためてすごいなーと思う。
プロジェクトのビデオとかみてそう思う。めまいとかいう段階を通り越してるなと思う。
常設展も満喫し、
清澄白河駅までの途中にある焼き鳥屋さんのジューシーな焼きたて焼き鳥を食べてさらに満足。

駆け足で私が大学1年生の頃からすきだったサラ・ジーの展示へむかう。
身の回りにあるいろいろな物を使用したインスタレーション。
中には小さな豆とかネジとかを配置している部分もあったりで
かなり細かい仕事がみえる。
そんなちいさな物たちを並べたりたくさんの物を並べている作業はきっと、
それこそめまいがしそうになるのではないかな。
すみずみまで楽しめた作品でした。
エルメスの硝子ブロックに透けて見える銀座の看板のネオンと作品がものすごくあっていて、
ギャラリーの中に鳴り響く作品に使用されているモーター音がとても印象的。
5月11日までやっているので、また機会があったら見に行こうと思う。

2008年3月5日水曜日

梅がたくさんさいています。

仕事へ行く途中のバスのなかから眺める。

日差しも暖かくなってきて、コートも今日は薄手のものを着てみました。

ここ半月ぐらいは、なんだか目まぐるしくて、気づけば春がやってきていた。

ふふんとはなうたうたって、さらっとしごとをやっつけて。

すべてが良い方向にいくように、
そんな春になってほしい。

2008年3月4日火曜日

ささやきたち

大阪アートカレイドスコープの設置も無事終わり、
帰ってきました〜。

今回は暖房のない築80年以上の木造の家の中で、
一週間、かじかむ手で朝から夜遅くまでの制作。
私の作品には珍しくとっても細かく繊細な作業が多くて、
予想以上に悪戦苦闘。

帰ってきて昨日は一日中どっぷり眠り続けました。

手伝ってくれた二人には、本当につらい作業をさせてしまったと。
反省。
しかし、本当にこの二人がいなければ作品は完成していなかったと思う。

本当にありがとう。

作業内容やスケジューリング、などなど、反省すべきことが盛りだくさん。
次はもっとそういうことに気をまわして進めて行かなきゃな。
と思いました。

作品の内容はというと、今はまだできた!ってことが大きくて、
冷静にみれていない気がして、
もう少し経ってからここには書こうと思います。

おすすめは、あまり人がいない時に畳みに座って作品をゆっくり眺める事かな。
それと、屋内なのだけど、かなり自然光の影響があるので、いろんな時間帯に行ってみてください。
月、火はお休みです。

2008年2月19日火曜日

展示ご案内・大阪時間

3月1日から20日まで、
大阪・アート・カレイドスコープ2008
大阪時間

に参加いたします!
詳しくは下記URLより↓
http://www.osaka-art.jp/genbi/exhibition/kaleido_08/index.html

大阪府立現代美術センターのホームページもリンクに貼っておきます。
トップページからもみれます。


※私の場所は、月曜日と火曜日がお休みなので、要注意!!

場所は北野家住宅です。
淀屋橋駅から歩いてすぐです。大阪ガスビルのすぐ近く。

ちらし欲しい方はここにコメントいただくか、私に直接メールください。
郵送します。


是非みにいらしてください。
月火には要注意ですよ。

2008年2月18日月曜日

ねむい

金曜夜の夜行バスで大阪に行き昨日の夜の夜行バスで帰ってきた。
自分のおふとんが恋しい。

でもまだねむっちゃだめだめ。

やることがたくさんです。
でも今日ははやく眠れるようにしなくちゃ。


今回の大阪アートカレイドスコープでは展示場所の北野家住宅に残る様々な古い物たちを使用して、
作品をつくっていきます。

きのう、おとといはそんな古い物たちを倉庫や箪笥からだしてみさせてもらいました。
とても楽しい作業でした。
この家の止まっていた時間がすこし動き出したような気がします。

それにしてもたくさんの古い物を使う事ができるようになったので、本当によかった!
感謝です。

また今週末からも制作に行きます。
これからが一番楽しい所。
この物たちが何を話しだすのか。


ところで、最近ブログを更新していなかったのは、
このMacが修理に出ていたからです。
やっぱりないと困ります。いろんなことが後回し。。

戻ってきてよかった○

2008年2月4日月曜日

ゆき

いちめん白くて
空からたえまなく降りてくる。

美しいのだけど不安となぜかせつなさをもって。

はらはらと降ってくるしろに包まれる。


そんな日においしいパンを食べると
なんだかほっくり幸せになる。

そういうしあわせな瞬間や空気を大切にしたいと思う。


2008年1月28日月曜日

みらい

このMacBookを購してから気づけば一年が経とうとしている。

ここのところよくパソコン画面に向かっている。
こうしてブログ書く時もパソコンに向き合っている。
メールでのやり取りもとても多いし、
しかもメールの文章をかくのが最近慣れてきた。すごい成長。

写真の整理やら、加工、調べ物やら。
お買い物もネットを使うことが最近はある。
仕事先でもほぼずっとパソコンと一緒。
明日の天気は何だろう?って思ったら、ぱこっとこのノートを開く。

私はアナログ人間だと思っていたけれど、
以外と世間の波にのってパソコンとお友達になりました。

ちょっと前まで私にはパソコンはいらない。
とか思っていたけれど、このパソコンが今なくなったら困っちゃう。

きっと、今度の大阪の搬入の時もお供してもらうと思う。
初期投資を力説してこのマックを買うのを後押ししてくれた同居人のけいくんには感謝しなきゃ。


しかし、今は当たり前のようにパソコンをみんな使うようになったけど
昔はメールとかはなかったわけで、
きっと時間の流れ方とか、人とのコミュニケーションのとり方とか、
もっと違う空気が流れていたんだろうな、と。
直接会って話したり、手紙を書いたり。
もっとぬくもりや直接人間味が感じることができたのだろうな。
昔がちょっとうらやましい。

だから最近はよく手紙を書くようになったし、
手紙はもらうととてもうれしい。
こういうぬくもりのあるやりとりをこれからも忘れずに生活していきたいと思う今日この頃。

2008年1月23日水曜日

ゆきんこ

今朝起きたらうっすら雪化粧

まっしろな空と雪のつもった屋根が溶け合ってみえました。
お隣さんのこどもがはしゃいでいます。

雪が降るといつもよりちょっとだけ時間が進むのがゆっくりになって、
寒さの密度がきゅっと凝縮されて。

冬って季節が急に堂々とみえてくる気がします。

ああとと

食べ放題の普通の味のケーキをたくさんお腹いっぱい食べるのと
とってもおいしいケーキ一つをおいしいお茶でゆったりと食べるのと
おなじ値段だったらどっち?


心からの笑顔でたべるケーキって?

お菓子って選ぶときから幸せ。

色がとってもすてきで、かたちもなんだかかわいらしくって
ぷわぷわ空間に浮いていそうな。

たべたらさくってしてたり。
ふわっとしてたり。
とろんってしてたり。

あまくてほんのりすっぱい
きらきらフルーツのトッピング。


日替わりでマカロンとちっちゃいチョコとメレンゲの焼き菓子ととろりプリンと一口のハーゲンダッツ
いっこづつ。

たまにあまさひかえめのケーキがあったらいいな。

ほんのりやわらかい生活。

あますぎるのは毒。
にがささもしらないと。

2008年1月17日木曜日

大阪

一人で新幹線にのったことが今までない。
ということに気付く。
雪の降るホームから新幹線に乗り込んで。
大人になった気分になったりする。
こころなしか背筋がしゃきっとしているような。

いつも各駅電車で止まる駅を横目に新幹線はびゅんびゅん進む。
雪になって曇って晴れて
いろんな天気をみる。天気のかわりめがみえる。
海がみえる山がみえる畑がみえる街がみえる。
私は車窓からの景色が好きです。


大阪・アートカレイドスコープ2008
にて作品発表することが決定しました。
会期は3月1日~21日
3月は大阪です!
是非3月大阪までいらしてください!

2008年1月13日日曜日

同居人のこてん

14日から同居人のタカネが初個展をします。

ちらっと制作現場をのぞきましたが、
かなり私は楽しみです。
明日私は、搬入のお手伝いをしにいきます。
搬入を手伝うと誰よりも先に展示がみれるので、よいですね。

たかねのblogはlinkにあるのでよかったら行ってみてください。
制作の事とかも読めます。

タカネの銅版の世界をぜひみに足をお運びください。


詳細は↓

高根友香 takane Yuka exhibition
 
“ひびのなか”

2008.1.14(月)〜1.20(日)
12:00〜19:00/最終日〜17:00

銀座 幸伸Gallery
http://www.ginza-kosin.com/
〒104-0061  東京都中央区銀座7-7-1 幸伸ビル2F
tel/03-3573-3733

初日の14日(月・成人の日)にオープニングパーティーあります。
パーティーは17時頃からの予定。

2008年1月9日水曜日

ゆったりと

新年になってから、私の時間が昨年末とうってかわってゆっくり過ぎています。
これくらい余裕をもった時間があるのはとてもよいです。

自分の作品のこと、これから先のことなど。
忙しい時にはみつめられなかったこと、思いおよばなかった事がみえてきます。

私が本当に本当にやりたいこっとって?
いいたいことをもう一度みつめたり。
今の問題点をみつけてみたり。
次の作品のことをじっくり考えたり。
一年のはじまりの月にぴったり。
今年の自分がどうなりたいか、もう少ししっかり考えて、
また動き出すことにします。

2008年1月8日火曜日

はつ

あけましておめでとうございます!

はつなんとか。
が多い一週間でした。
きのうは今年初の雨模様で、
今日は今年初のブログです。

今年のお正月は富士山が毎日のようにきれいにみえて、
「めでたいめでたい」と毎日のように言っていました。

元旦の朝に江ノ島の弁天様にお参りをして、昨年のお礼をして、
今年も作品よくなりますように、
発表できますように。
と言ってきました。

お正月の江ノ島はほんとうにすがすがしい景色、
波がキラキラひかって海のむこうに富士山、緑のすきまから見える海もさわやか。
新年にふさわしい場所でした。

ことしもどうぞよろしくお願いいたします。