2012年2月18日土曜日

自然

昨日はちょっといそぎ足で友人の展示とワタリウム美術館へ。
久々に外苑前あたりをぶらつくと、
なんだかハイセンスなお店やらで久々に都会を体感。
最近は焚き火やらみかん狩りやらして自然と共にいる時間が長かったことに気付く。

都会もいろいろな人間模様や景色があっておもしろくて好きだけど、
自然のうつくしさにはかなわないな。なんて思う。

ちょうどワタリウム美術館で開催されていた重森三玲展へ行ってきた。
東福寺のお庭の作者ときいてこれはっ
と思ってみてきた。
東福寺のお庭は好きなんだけど、誰が作ったかなんて実はちゃんと知らなかった。

東福寺のお庭の小市松の庭は、実際に行った時にモダンですごいセンスだなー。
と思ってみていた。
もふもふ生えている苔(緑?)がかわいらしくて
それときっちりした市松の模様がカッコ良すぎて大好きになった。

この展覧会お庭の原寸模型は、いまいちだったけど。
(狭い会場がよけい狭くなってなんだかみにくかった。)
だけど重森三玲の仕事がどんなのだったかまとめて知れてよかった。

三玲とイサムノグチとの会話の中で、
自然が力強くて綺麗すぎるから作品をつくるのは難しい
みたいな事を言っていたけど、
わたしもそんな事をよく思う。

高校生の時に見た、広島の太田川から見える夕焼け空がとっても綺麗な色で
広くて気持ちよかった。
それで、当時通っていた美大予備校で油絵を描く時に
あの空の色で描こうって思っていろいろやってみたけど
あの空の色の感動にはまったく近づけなくてがっかりした事をよく覚えている。

これから春がやってきて色んなところでいい香で美しい花々がさく。
そんな春、満開の桜をみて感動する。
ちょっと嫉妬するんだけど、だけど自然が美しくて本当によかったって心から思うんだろうな。

庭をつくるしごとは、偉大な自然との対話で、
きっと自然へ尊敬のまなざしがないとできないのだろうな。
大変な作業だろうと想像する。

私は作品をみることによってそんな自然の美しさや知らなかった何かを
再び認識するきっかけになるといいな
と思って制作している。

昨日みた三玲のコトバたちが今後なにかしらのヒントになりそうな気がする。


2012年2月12日日曜日

アトリエ拡張計画

陽射しがここ数日でずいぶんあたたかくなりました。
春になるんだなー。
と心おどる陽のひかり。
草木の生命の息づかいが聞こえてくる気がします。

ずっと作りたかったウッドデッキをアトリエの前の庭につくりはじめました。
最近は木を切ったり削ったりの作業や
ニオイの出る作業も増えてきたので、
屋内作業だとちょっと限界があるのです。
これで快適制作空間だなー。

制作の合間にここでお茶したりもしよう。

楽しみだ。

今日は骨組みまでやったので次は板を敷いて固定!
あと半日ぐらいで出来上がるといいな。

植え木が近くにあるから、
すごーく広くはならないけど、木とも近くなれていい感じになりそうです。