2011年3月30日水曜日

3.11 何かできること その2



















地震発生から20日間経った。
この3月は激しい音をたてて過ぎてって。
あっというまにもう4月になろうとしている。

2011年3月11日の出来事は一生忘れちゃいけない出来事だし。
忘れられない出来事だと本当に思う。

ありきたりの言葉だけど、
はやく、被災地のみんなが笑顔でおちついた生活ができるようになって、
街がはやく復興することを祈っています。
そして、当たり前に思っていたいろんなことをみなおして、
よりよい日本になって行く事を望みます。


先日もブログで少し書いた。
OISO1668でのチャリティーイベント。
「みんなでできることをすこしずつ。」について書こうと思います。

いつも大磯でお世話になっている
チョウハシくんや原さんの呼びかけで
地震発生後約一週間で3月20日に実現したこのイベント。
よびかけの言葉通り
「みんなでできることを少しずつ。」
できることをひとつひとつやっていくことは大切だな、と。
心底思った日でした。

地震発生から一週間は緊張感がずっと漂っていたし。
被害のほぼなかった茅ヶ崎でも、不安な日々でした。
やっぱり元気なかったと思う。

20日にOISO1668であったチャリティーイベントは、
元気でなくちゃいけない場所で、
元気がなくなっていた人達が元気を出すきっかけになったイベントだったと思う。

いつものピンク色のビルOISO1668が
みんなの気持ちが1つになっているのを見て、
なんだか誇らしく思っているように見えました。


この日は、たくさんの食べ物屋さん、雑貨屋さん、歌も、踊りも、ハンモックもお花も。
いろいろなお店が集まってチャリティーバザーをしました。
そしてたくさんの人が集まってきました。
私はいつも1階で展示している作品を販売する形で参加しました。
おかげさまで、私も作品が売れて、微力ながらも募金する事ができました。ありがとうございました。


この日、一番印象的だったのは
nicoさんのLIVEでみんなが音楽にあわせて踊ったこと。
私も近くに居た友達とかわいいちっちゃな女の子と手をつないで輪になって踊りました。
不安な気持ちが吹っ飛んだ瞬間でした。
そんな素敵な瞬間を音楽でつくってくれたnicoさんは福島から避難してきていたそう。
(20日のイベントの様子はこちらから。)

みんなの気持ちが集結して。
集まった義援金は、なんと、158,438円
こちらは日本赤十字へ寄付されました。

みんなのきもちがとどきますように!

元気を出して、自分のできることをしっかりやって、
すぐ隣に居る人も元気にして、それでその元気な輪が少しずつ大きくなって。
遠くまで届くといいな。と思った。そんな日でした。

2011年3月25日金曜日

3.11 何かできること その1


東北関東大震災で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

3.11の地震の被害状況をTV等でみて、本当にショックを受けました。

私にも何かできないか?私にできる事ってなんだろう?

と思っていたところ。

大磯にあるソーシャル雑居ビルOISO1668で

チャリティーバザーを開催するとのことを聞きました。

私もこちらに賛同し参加することにしました。

このチャリティーイベントについては

→OISO1668 web site「みんなでできることを少しずつ」

私は、OISO1668の一階に展示してあった作品を販売する形で参加しました。

私もできる事を少しずつやってみたいと思います。

チャリティーバザーは20日の一日のみでしたが、

こちらで販売した作品は今後もチャリティー販売を致します。

購入可能な作品について詳細は

http://www.sayaka-i.com/others-1/をご覧下さい

なお、作品の売り上げの5割を義援金と致します。

購入希望の方は、

sayaka.ishizuka@gmail.com

まで連絡をください。詳細の返信をします。

作品の発送は入金確認後になります。

2011年3月24日木曜日

友人の版画教室

いつも楽しくお世話になっている吉田潤(よしだめぐみ)さん。
昨日も夕飯をごちそうになってきちゃった!
息子のひかるくんもいつも元気で、
私は吉田家に行くと元気がでるのです。
ひかるくんは最近一段と言葉を覚えて、おしゃべりになってます。
話してるコトバをリピートしてくれるので、
下手なことはしゃべれない。。キケンです。

そのめぐみさんは普段はやんちゃなひかるくんの子育てをしながら
木版画を制作して発表しています。
鳥をモチーフにした心あたたまる版画が多いんです。

今度茅ヶ崎で木版画教室を開くそう。

めぐみさんに木版画の話しを聞いて私は木版の幅広さを知りました。
そしてやっぱり木だからかな。
どこかぬくもりのある雰囲気を感じ取れる気がします。


この版画教室、4月からはじまるそうですよ。

場所:「茅ヶ崎ヨークカルチャースクール」
開講日:第2、第3水曜日 10:00−12:00
受講料:4200円
材料費:315円

内容:季節にあわせた葉書サイズの木版画をつくります。彫刻刀以外の道具を使った表現や、
色彩を活かす新技法にも挑戦できます。

無料体験授業:4月13日(水)10:00〜12:00 (材料費630円)


だそうですよ〜。

詳しくは吉田潤さんにメールで聞いてみてください→
baren_meg_book@yahoo.co.jp

めぐみさんのblog→http://baren-meg.blogspot.com/

あー、なんか版画ってあこがれるな。私も教えてもらお。

2011年3月1日火曜日

アトリエとまち


広いアトリエに夢が膨らむ今日この頃。

今のシェアアトリエの凸凹ハウスもとっても好きで。
なんともいえない愛をもって暮らし、使っている。
なかなか素敵なアトリエなのだけどちょっと狭い。
狭いのです。

アトリエの環境が作品に及ぼす影響は大きいと思う。
環境にあまり縛られず、大きい物が作りたいと思ったらつくれて、
小さい作品を作ったときでも小さな空間でみて判断するのと
大きな空間の中でみて判断するののは
出来てくる作品がぜんぜんちがうと思うし。
大きな空間にでも耐える作品がつくりたい。
作品が放つのパワーのようなものが強く出る作品がつくりたい。


というのも先日友人が念願のアトリエを持ったというので、
そのオープニングに行ってたのです。
そしたら広くて!
しかもそのアトリエ、格安でお借りしているとのことで。
なんともいい話。


その友人のアトリエは埼玉県の北本市にあって。
北本では最近「北本ビタミン」という文化によるソフト系の街づくり。
が行なわれているらしい。

そして先週末「おもしろ不動産」というイベントがあって、
友人のアトリエのオープニングはそのイベント開催にあわせて行なわれていました。
友達のアトリエを見るのを第一目的で行ったので
このイベントの全体像はいまいちつかめていないのだけれど、
北本に点在している使われていない物件で
不動産市場にもでまわらなさそうな物件を
アーティストのアトリエや発表場所に使っていて。
それを見て回れるというイベント。

アトリエ等はかなり大家さんのご好意で格安が保たれているそう。
それプラスこのプロジェクトのための資金でアトリエや発表場所の
ちょっとした改装費や修理費などの
最低限の初期費用がまかなわれているらしい。
スタートしやすいってのはいいな。と思う。

行政が関わっているプロジェクトがあるから
安心して大家さんは格安で貸してくれやすいのかな?
ランニングコストが安く出来るのは本当にありがたいことです。

経済状況が不安定で厳しい若手のアーティストが生活をし、
制作をして、アーティスト同士の繋がりも持てて
ゆるやかにおもしろいアーティストが寄ってくる。
そして拠点とする地域との繋がりも持てて。
その結果いい作品ができてくる。
まちが少しずつ活気づく。

いいな。この感じ。と思う。
私の暮らす湘南、西湘エリアでもこんな感じになっていけるといいな。

(写真は先日行った北本のどこか。
イベントに関わっていたスタッフやアーティストが
宿泊場所としていた家から見えた景色。
大きな一軒家にわさわさ人がいて山ほどのふとんがあった。
不思議な夜だったなー。)