雪に包まれた越後妻有への小旅行。
夏に見慣れた景色がすっかり雪に埋まって
全く違う景色になっている様は
とっても不思議な感覚。(夏に作品うかのめがあった池沢集落の空き家、写真中央付近から左にかけて山に登る車道がありましたが今は2メートル以上の雪が積もっています。)
本当に家が埋まっている。
雪に閉ざされる と言うけど、
本当にその言葉がぴったりきている。
雪の壁に囲まれて、
松代の町中の細い路地に入れば、雪の迷路を歩いているかのよう。
(写真は松代の街中、寝泊まりしていた家の前の道)
今回は18日から21日に開催されていた
越後妻有2010冬 雪の遊び雪のアート
をみるのと、十日町雪祭りをちらっとみるのと。
雪のすごさをみてくる旅。
私が滞在中は幸いなことに日中はお天気には恵まれ、まぶしい雪景色。
雪が溶け始めていました。
ニュースでも言われていましたが。
今年は今までにない大雪だったそうで、みなさん口をそろえて
雪堀が大変だったと。おしゃってました。
たしかに雪が溶け始めているものの、見上げるような雪の壁は
その雪の大変さを物語っています。
この雪、ちょっと前まではあと1〜2メートル高く積もっていたとか。。
(私が夏に作品を発表した池沢集落の方はそういってました。)
この池沢集落は、いらした方はわかると思いますが、山をひたすら登っていくので
雪の積もり方がまたすごい。
百聞一見に如かず。
驚きの景色、圧倒的な雪の量。
松代や十日町の町中とはまたすごさのレベルがちがってます。
あらためてこの土地で暮らす人々に尊敬の念を抱きます。
生活の大変さ。私にはきっとできない。
帰りは新幹線で、越後湯沢から乗り込み、トンネルを抜けると、
あの雪が嘘のように雪のない世界。
20分もしないあいだに、がらりとかわる景色にあぜんとする。
夏のよみがえった様々な思い出と、
久々に再開したあたたかいお世話になった人達の顔を思い浮かべ
真っ白な世界の越後妻有の景色を重ねあわせながら辻堂の家へ帰る。
そんな帰り道、自分の内面があからさまになったような気がした。
真っ白な沢山の雪をながめていると、
いままであまりみえていなかった自分の内面の隠れている部分がみえて来る気がした。
圧倒的な景色、自然の力はすごい。
さあ、これから先どうしようかな。
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