2010年11月11日木曜日

きらり

今日は三日月がきれいに輝いてます。

冬に近づいて、空気が冴えてきて、最近は星もきれいにみえて。
夕焼けも毎日きれい。
たまに夕焼け空にはえる富士山のシルエットがみえる。

ここのところ気持ちのいいお天気。

今日はバイトから帰って来たら、
裏のお家からハーモニカの音色がきこえてきました。
軽快なリズムとあたたかなやさしい音色。
こころがほっかりする音。
おもわず微笑んでしまう。平日の午後。

その音色に耳をすましていると。
とおくで鳴く鳥の声や。車の音、子どもの声。
木々の枝葉の音。
いろいろな音が聞こえて来る。

光や音や空気の湿度や温度。
ちいさなきらきら輝くたくさんの空気の粒たち。
ハーモニカの音でその目に見えていなかった空気の粒たちが
いっせいに動きだして、賑やかになって、私のまわりに降ってきた。
そんな感じがした。

ふと、10年以上前に友達の言葉を思い出した。
描いたデッサンを友達と真剣に講評しあっていた、
空気の粒のことを何故か私は友達に力説していた。
そしたら、友達は
「さやかちゃんにとって今後すごく重要なことってそれ!だから大切にし!」
っていってくれた。
なんだかわからないけど。納得がいって、
たまにこのコトバを思い出す。

その友達は今はもう理由あって、絵を描いてないけど。
そのコトバは私の中で支えになっている。
私はやっぱり作品をつくり続けて、
その友達の言葉を私の中できらりとさせたい。

いろいろあるけど、
高校卒業してすぐの頃と、今の私、
根本はそんなにかわらず、作品に向き合ってるかも。
って思った。
これってけっこういいことだと思ってる。

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